
パリ12区☆Do et Riz(ドエリ)
久しぶりにベトナム料理を食べたい!
と言うわけで向かったのは、パリ12区にある“Do et Riz”(ドエリ)。
13時過ぎに行くともう満席。
他に行こうかな…と思ったものの忙しく動き回る店員さんと目が合いました。
「お持ち帰り?それともランチ?」
「ここでランチしたいのですが…」
「10分ぐらいですぐ用意できますから、ちょっと外で待ってください」
と、とてもチャキチャキでテキパキ対応&笑顔。
パリのカフェなどでは店員さんが忙しい間は、彼らのペースにひと段落するまでしばらくずっと待つことにも慣れてますが、初めて訪れたこの“Do et Riz”(ドエリ)では、男性店員さんが次々にやってくるお客さんをパッパッとさばいてました。
K「私なんてさ不器用だから、あんな風に広く店内を見渡してテキパキ接客するなんてできないだろうな〜」
夫「うん、絶対に絶対に無理!」
K「・・・。」
13時過ぎにやって来る多くの人はテイクアウト。
カウンターから次々にテイクアウト用のボウルが並び、速やかにお会計。
そのスピード感、活気などを眺めながら待つこと約10分。
まずはオリジナルのアイスティーを。
生姜、レモングラスにほんのり甘くライチが効いたもので、美味しくて撮る前にもう随分飲んでしまったけれど…。
前菜にベトナム風ラビオリ。
腸粉のようなこのソフトな皮が好き♡
こちらは、ビーフのサラダ。
さて、パリでベトナム料理!
これまであちこちで何度も食べてはいますが、初めて食べた時にあまり美味しく感じられず、それ以来敬遠してきたメニューが「ボブン」(Bò bún)。
これが大好きなパリっ子は多く、みなさん嬉々として食べてます。
米麺「ブン」に甘酸っぱいさっぱりとしたソースをからめて食べるもので、ブンの上に味付けされた牛肉、人参、キュウリ、揚げ春巻き等、お店によってアレンジは色々ですが、あれこれ具材が載り、更にたっぷりのミントやパクチー入り。
私が初めて食べたボブンは麺がベトベトにくっつき合って、麺に箸を入れて持ち上げたら中身全て持ちが上がりました…。
くっつき合った麺は美味しいとは思えず、載っていた春巻きも脂っこく、やたら甘いソースもあまり好みではなく好きになれませんでした。
以来食べずにきたのですがこのまま嫌いでいいのか…?と。
このお店のものを食べてみよう!な気持ちになり海老のボブンにトライ。
美味しいっ☆
まずは麺「ブン」はくっついていない…!
カラッと揚がった揚げ春巻きも甘辛く味付けされた海老も美味しく、麺の底の甘酸っぱいソースもイケる!
ピーナッツの風味と食感でコクも感じられ、何よりパクチーがやや苦手な私にはその量が控えめで食べやすい。
これが美味しいボブンなのか…♡
みんなが好きなのもわかる!な気持ちになりました。
本日のおすすめメイン料理だった鶏肉のキャラメリゼ(海老添え)も白ごはんが進む美味しさ。
ベトナム料理、アジア飯、やっぱり落ち着くと言うか胃腸にぴったりハマる♬
何より今回ボブンを美味しく食べられたことが私にとっては記念すべき(?)出来事でした。
ARCHIVE
MONTHLY