
パリ1区☆Chez la Vieille
パリの大好きレストランの一軒“Spring”のダニエル・ローズシェフが手がける、パリで3軒目のお店(ビストロ)“Chez la Vieille”(シェ・ラ・ヴィエイユ)へデジュネに出かけました。
以前この場所にあった同名のお店を生まれ変わらせたということでも評判です。
1階にはカウンターバーと数席のテーブル席。
ぼんじゅ〜っ♬と中へ入るとびっくり!!
ハイ!と、そこにダニエル本人がエプロン姿で立っていた〜\(^o^)/
とりあえずビズー♡
夫「びっくり!パリに戻ってたの?」
D「3日間だけ。明日NYに戻るよ。このタイミングで2人に会えるとは!」
夫「NYの生活はどう?」
D「とってもイイ!家族みんな気に入って毎日をエンジョイしてるよ。」
夫「NYはイイよねッ!」
ダニエルと夫のNY話、止まらじ…。
K「とにかく、今日会えて嬉しい♡」
D「じゃセルフィーしよ〜」
K「ヤー!」
が、あまりにアップでフレームアウトなケーコ…。耐えられない(>_<)
D「テーブルに案内するよ〜。」
とダニエルの後についてゆくと、2階へ続く階段が。
2階があるとは知らなかったのですが、1階や外から想像できないステキ空間で食べる前からこのお店が好きになってしまった♡
小さなお店ということもありますが、13時を過ぎると満席に。
クラシックだけど古臭いワケではなく、ブルーの壁とパープルのソファがモダンでカッコ良く、
壁には古いパリの街並(レ・アルの市場)の写真や、
元々このお店を始めたマダムのお写真もセンスよく飾ってありました。
メニューはとてもシンプルで、一枚の紙に前菜、メイン、デザートがそれぞれ数種類。
前菜に本日のオススメだった生牡蠣を。
レモンではなく、オレンジゼストを効かせたところがちょっとユニーク。
フォアグラとレンズ豆の煮込み。
おもいきりオーソドックスな料理なのに、重くて味が濃いという訳ではなく軽め。
そしてポーションは平均的なパリのビストロと比べるとやや小さめで食べやすい(^^)
鴨のテリーヌ★
パテ・ド・カンパーニュをはじめパテ系、テリーヌ系全般が大好き!
鴨で作られたこちらのパテは臭みもなく、添えられたオニオンコンフィとベトラーブのクリーム(これが美味!)をつけならいただくと更に美味しくてたまらな〜い。
そしてダニエル自らが運んできてくれたメイン料理。
半身の若鶏のディアブル風。
私の中ではディアブル風=ピリ辛味だったのですが、これは辛くない?!
その場でちょっと調べてみると、「à la diable(ア・ラ・ディアブル)=小悪魔風」は、鶏を開いた形がマントを広げた悪魔の姿に似ていて業火で焼かれた罪人のように悪魔が焼かれる事に由来しているという説もあると。
Blanquette de Veau (ブランケット・ド・ヴォー)ヴィエイユ風。
これまたビストロ定番、仔牛のホワイトソース煮込み。
ホワイトソースのとろ〜り感、柔らかく煮込まれた仔牛、甘味のある美味しい人参とパラパラなライス☆
この白ワインにぴったり合う!!
ドメーヌChristian Binner(クリスチャン・ビネール)のMuscat Vendanges Tartives。
アルザスワイン・Muscat(ミュスカ)を飲むのはとても久しぶり♬
このほんのりした甘さは、私の中では白ワインの原点的な大好きなもの。
デセールはプラリネ・ローズのリ・オ・レ。
お米のデザートRiz au lait(リ・オ・レ)は最近はボンヌ・ママンぐらいしか食べていなかったので、これまた感激度大。ピンクという色も春っぽくてイイな。
クラシックメニューで重そうなのに重くなく、今っぽさを随所に感じさせるお料理の数々。
それがシェフ、ダニエルらしさ!と感激しきりのデジュネでした。
次回は是非ディネに伺いたいと思います。
À demain(^^)/
☆おまけのパリ話・Belle et Bonne Blogも更新☆
今日は、「メトロだと思ったら…」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1445.html
<info>
Chez la Vieille(シェ・ラ・ヴィエイユ)
1 Rue Bailleul, 75001 Paris
01 42 60 15 78
http://www.chezlavieille.fr/
<Profile>
KEICO
新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
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