
パリ1区のLe Café des Abattoirs(カフェ・デ・ザバトワール)
友人たちから「美味しいよ!」と、その評判を聞いていた肉料理専門レストラン&ワインバー、
Le Café des Abattoirs(ル・カフェ・デ・ザバトワール)へ行ってきました。
このお店前は何度も通りかかっていたのですが、店名がカフェだったので、ずっとカフェだと
思い込んでいたところ...。
パリではこんな風に以前のお店の看板や店名がそのままに、逆にそれをお洒落に?見せつつ
店内が全く違うというお店が多いです。
La cremerie(乳製品専門店)と書かれているのに、お店は洋服のブティックだったり。
さて、こちらのお店Le Café des Abattoirs(ル・カフェ・デ・ザバトワール)は、
パリの2つ星レストラン、ミッシェル・ロスタンのプロデュースの極上肉の炭火焼のお店。
K「Abattoirs(アバトワール)ってどういう意味?」
夫「屠殺場」
K「え...」
夫「このあたりが食材市場だった頃の名残じゃないかな?」
屠殺場...で、肉料理レストランとはなんとも直球な店名だな...と思いながらテーブルに
セッティングされた店名入りのナプキンがオレンジ色はなかなか可愛い。
こちらのナプキン、実はエプロン☆
隣りのテーブルに座った肉食ムッシューたちがメニュー選びの段階から嬉々としながら
小さなエプロンを首からかけている姿が微笑ましいと思いながら眺めていたら、隣りのヒト
(夫...)もしっかりスタンパイ...。
こちらのお店は昼、夜、同じメニュー3コースで、それぞれ日替わりのオードブルにメインの
肉料理をチョイス、それにチーズまたはデザートという構成。
(エクストラ料金で本日の特撰オススメ肉、デジュネには軽めのセットメニューもあり)
私達は、38ユーロのコースでお肉はBavette (バヴェット)をチョイス。
まずは前菜3種。
プチサイズのキャロットスープ、ほんのりクミンが効いてて美味しい。体が温まる♫
アンチョビの効いたゆで卵ミモザ風。
鴨肉のスライスを玉ねぎソテーとともに。
パープル、イエロー、ホワイトのカラフルなカリフラワーのピクルスがアクセント。
素朴な前菜たちですが、どれも美味しくてメインの肉料理への期待が高まりました。
ワインも進む♫
そして熱々の鉄板に乗ったBavette (バヴェット)登場(●^o^●)
手前がレア、奥がミディアムレアの焼き加減。
このお店では前菜も肉料理も大皿でシェアするのが基本コンセプトなのだそう。
Bavette (バヴェット)好きなので、このブログでも何度もアップしているお肉ネタの一つですが
内臓にあたるその部位は、お店によってクオリティの違いが歴然。
噛んでも噛んでも噛み切れなかったり、逆に噛むほどに美味しかったり、ちょっと気になる
臭みがあることもあるので、信頼できるちゃんしたお店で食べたい部位。
友人たちからこのお店のバヴェットはオススメ!と聞いていたので、今回食べてみたのですが
本当に美味しい!!
臭みはなく、噛むほどに美味しく、コリコリ加減と柔らかさのバランスが絶妙。
内臓というより、筋肉質な赤身肉の感じ。
そんな美味しいお肉に合うバーベキューソース、マスタード、クリーミーな胡椒など
ソースも色々。
中でもイチオシは、自家製のトマトとホースラディッシュのソース、
と言いたいところですが、個人的にはソースはつけずに塩&黒胡椒のみで食べるのがお肉の
旨味がダイレクトに感じられて一番好きな食べ方でした。
付け合わせは、いくつかある中で選べるのですが、こちらはヘルシーな鴨の油でコンフィした
ジャガイモ&マッシュルーム。
熱々の季節の野菜(根菜)の炭火ロースト。
デセールは、バナナマフィン&チョコレートクリーム。
クレームブリュレは上のブリュレされたカチカチ部分が薄くて繊細な感じ。
噂通り美味しいし、雰囲気も良いし、お店の方も親切だしでガッツリいただいたお肉に大満足
でした。
それにしてもパリは美味しい肉専門店が多くて嬉しい(しかも最近増えている!)(#^.^#)
おまけのパリは、「ラデュレがクロムハーツと!?」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-771.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Le Café des Abattoirs(カフェ・デ・ザバトワール)
10 Rue Gomboust, 75001 Paris
01 76 21 77 60
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