
パリ20区☆Dilia(ディリア)
美味しいという評判を聞いてイタリア料理好きとしては行かねば!と思い、ディネに
出かけたのが、この夏にパリ20区にオープンした"Dilia"(ディリア)。
が、レストランのある界隈は全く土地勘がなく、日中もほとんど行かない場所なので
タクシーで。
ちょっと早めに着いたので、レストラン周辺を歩いてみると大きな教会がありました。
あちこちに大きなグラフィックアートなどもあり、普段のパトロールエリアには無い雰囲気。
パリはやはり区ごと、通りごとに雰囲気がガラっと違うのでオモシロイ♫
小さめのレストランですが、入口を入ってすぐにバーカウンターがあり、一段上がった
ところがレストランスペース。
場所柄、知っていないとなかなか来れないかも?な隠れ家的な雰囲気。
この日は、グループではなくカップルで来ているお客さんばかりでした。
取りあえず乾杯☆
喉が渇いていたのであっという間に最初のシャンパンを飲み干してしまい、ようやく気持ちが
落ち着いたらところで窓の外を見てみると、向かいのカフェがなんだか賑やか。
週末ではなく平日ですが、若い人達が帰宅前のアペロを楽しみに次から次へやってきて
お店の前の歩道は立ち飲み客で恒常的に混雑状態?!
これもパリらしい光景だな...と改めて思いながらも、寒がりの私にはこの時期に外での
アペロはできそうもない...と温かいレストランの中から眺めました。
こちらのレストランのディネは日替わりで4皿または6皿のコース。
という訳で6皿コースを☆
アミューズは、サバのカルパッチョをオニオンとヨーグルトのさっぱりソースで。
一口コンソメソープで温まる〜(#^.^#)
ワインはイタリアのビオ白ワイン★
私の場合、ビオワインを飲むと目が冴えて夜眠れなくなることが多いので
(特にビオの赤ワイン)、あまり積極的には選ばないのですが、サービス担当の
女性が綺麗でチャーミングな人で(大好きなキーナ・ナイトレイに似てると思った♥︎)、
「コレはどう?今日の食事にもよく合いますよ。」
の言葉に私も夫も大きく頷いてしまいました。やっぱり美人には弱いな...。
アサリに似た貝をポワローネギのソースで。
葉の後ろにポティロンのクリームがちょっと隠し味的に添えてありました。
魚料理はスズキ☆
楽しみにしていたのは、やっぱりパスタ♡
リングイネを使ったクリームソースで、具はボラ☆
上からカラスミパウダーがかけられ、隠し味にネズの実とライム。
しっかり味のパスタでしたが、ライムの酸味でサッパリするのでペロリといただけました。
直前までまだまだお腹には余裕アリ♫
と思っていたのに一気にお腹にディープインパクト(^u^)
そして仔牛の舌料理。
タンは大好きですが、レストランではなかなか出てこないというか、今まであまり経験が
なかったので、ちょっと驚きましたが、とても美味しかったです(●^o^●)
しかも小ぶりのプクプクしたムール貝とともに。
さらに肉料理(厳密にはタンは内臓料理...)が続き、鶏肉を部位違いの2種類で。
皮はパリパリ、肉質はコリコリ感とジューシーな部分がそれぞれ楽しめる一皿。
ドルチェは、ヨーグルトクリームにオレンジ風味のパウンドケーキ。
久しぶりに食べたかも?!なカスタードプリン。
最後にエスプレッソと共にプチ・カヌレまでいただくとかなりお腹がいっぱいになりました。
K「さすがに、、く、苦しい...。帰りは腹ごなしに歩いて帰ろう...。」
夫「ここどこだと思ってんだよ、20区だよ。歩けません!しかもその靴...」
K「忘れてた...。今日はスーパーハイヒールで細身ポインテッド、歩かない想定シューズ。」
お料理を食べ終わってみると、イタリア料理のお店とは言え、わりとフレンチっぽく
感じるお料理が多く、こちらはクラシックなイタリアンではなく、モダンイタリアン。
イタリア出身のシェフMichele Farnesiさんがいくつかの有名フランス料理レストランで
修行した後にオープンしたお店なのでした。
イタリアンとフレンチのいいとこ取り的な美味しいレストラン☆
またお邪魔したいと思います。
おまけのパリは「フランスの雑誌」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-821.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Dilia(ディリア)
1, rue d'Eupatoria 75020 Paris
09 53 56 24 14
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