
パリ2区☆L'Appartement Sézane
以前そのお店前を通ると行列…。
基本的には行列嫌いなためにあっさり諦めてしまった、パリ2区にある“L'Appartement Sézane”(ラパルトモン・セザンヌ)は気になるアドレスの1つでした。
オンラインショップのみで洋服を売り始めると瞬く間に人気となり、オリジナルブランドを立ち上げ、2015年に実店舗をオープン。
その商品はボンマルシェで度々チェックしていたものの、もっとたくさん見たい!とこちらの2区のお店へやってきました。
(なぜかモノクロモードで撮れてました)
今はちょっと落ち着いたようで行列もなく、すんなり入店できました。
パリジェンヌの日常着&シューズから雑貨、バッグ、アクセサリー、コスメ、インテリアまで揃えたライフスタイルショップ“L'Appartement Sézane”(ラパルトモン・セザンヌ)。
「セザンヌのアパルトマン」と名付けられたこのお店は、Morgane Sezalory(モルガン・セザロリー)さんがデザイナーで、ブランドネーム“Sézane”(セザンヌ)は、彼女の姓と名を省略して繋げたものだそう。
お店に入ってしばらくすると男性店員さんが笑顔で
店「Can I help you?」
K「あの靴を試着したいのですが」
店「すみません、靴はあっちにいる女性に聞いてください」
・・・。あっちの女性は次から次へと試し履きされてるお客さんの接客中でとても忙しそう。
おもいきり手の空いてる彼は接客はしてくれない…。
と、このへんの自分の担当・仕事と他人の担当の括りがきっぱり、とても明確なフランス。
シューズ担当の店員さんがひと段落するまで店内をゆっくり見て過ごしました。
確かにあれもこれもパリジェンヌのリアルクローズ、気取らぬ普段着の数々でお値段も手頃。
そんな中で今回購入したのは、このメリージェーン♡
歩きやすいワンストップシューズが欲しかったので試着してみたところ、足型にもピタリとはまり楽なことこの上なし。
この太さのヒールならパリの街もガンガン歩けそう。
新しいシューズを買うとまだ知らない新しい場所へ行けそうな気がしてテンションが上がる♬
素敵な場所に連れってておくれよ〜♡
ところで、ちょっと驚いたのが自宅に帰ってシューズを取り出すと、それが試着したものではなく真っさらに綺麗な新品だったこと。
モンテーニュ通りにあるような高級ブランド店なら手にしたものではなく新品を出してもらうのは当然かもしれませんが、お手頃値段なこのシューズ(140ユーロぐらい)なら試着時に履いた現品を渡されるだろうと思っていました。
しかもちゃんとシューズ袋もあり、
滑り止めに貼る靴裏ゴムもついてくるといった細かい気配りに感激♡
更にシンプルな紙のショッパーに同封されていたのは、結構しっかりめの生地のショッパー。
これまたサブバッグに使えそうなクオリティ☆
こういった細いサービスもこのブランドの人気の要素なのだと思いました。
ついでに買ったハンドクリーム。
初夏のパリはさっぱりして気持ちいい気候ではあるけれど、日本に比べるとやはり乾燥していて気がつくと手もカサカサしてくるのでハンドケアも欠かせません。
最後に会計をしてくれた店員さんもとてもサンパ。
「どこから来たの? そのトップスって〇〇のでしょ? 私も持ってるんだけど、すごくイイよねー!」
と明るく、気さく。
そんな接客もこれまた人気のひとつなのかな〜と、とても気持ちよく楽しいショッピングができた“L'Appartement Sézane”(ラパルトモン・セザンヌ)でした。
ARCHIVE
MONTHLY