
パリ2区☆Passage Bourg l'Abbé
<パリブログ:Paris Quotidien>
ケーコ的パリ再発見な歴史散歩。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/2-passage-du-grand-cerf.html )
パッサージュ散歩もちょっと飽きてきたので、これを最後に...と訪れたのは、パリ2区にある『Passage du Bourg l'Abbé』(パッサージュ・デュ・ブール・ラベ )。
これまでほとんどスルー、入ったことはなかったかも?!なパッサージュです。
その歴史を確認すると、建設されたのは1828年で、パッサージュ・デュ・グラン・セルフとパッサージュ・ド・ランクルの間に作られたもの。
1854年のセバストポル大通り建設およびパレストロ通り開発の際に、このパッサージュは数メートル削られてしまい、1980年代頃からは商業スペースは徐々に倉庫なってしまったそう。
また1990年には火災が発生し、金銭的理由から修復工事もなかなか進まなかったようです。
現在では全体が綺麗に修復されているものの、これまで観てきたパッサージュと比べるとちょっと活気がなく、かつての栄華の面影をとどめるのみという印象です。
そんな静かなパッサージュに「最後のebéniste-sculpteur(家具職人兼彫刻家)」と言われるIvan Lulli(イヴァン・ルッリ)さんの工房があります。
家具職人としてだけでなく、マルケトリー(象嵌細工師)、木工旋盤技師、そして彫刻家としての側面も持ち、家具の修復やオーダーメイド制作などを行っており、顧客はギャラリー、建築家、個人と多岐にわたるそう。
それにしてもこの瞬間誰もいない?!ってぐらいに空いていて静かでした。
そんな中にいると、まさにタイムスリップしたような、旧いパリにやってきた気持ちに。
帰ろうとして出たパレストロ通り側の東側入口を振り返ると、二体のカリアティード(女像柱)がありました。
この像は、「商業」(Commerce)と「産業」(Industrie)の象徴だそう。
ギリシャ風のドレープを纏い、落ち着いた直立姿勢の二人に見送られてパッサージュを後に。
今年になって隙間時間にちょこちょこ巡ったパッサージュでしたが、歴史的再発見の色々と、改めて自分の一番のお気に入りはどこかな?と再確認したパッサージュ散策は面白かったです。
(私の一番好きなパッサージュはここ↓)
*****A Little Side Note*****
Mさんがお庭で作ったという黒ニンニクをいただきました。
黒ニンニクなるもの、食べるのは初めて☆
酸味が効いて、ねっとりテクスチャー。
ハマりそう♡
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