
パリ3区☆Musée Carnavalet(カルナヴァレ博物館)
☆パリブログ☆
週末のマレエリア散歩のついでにブラっと立ち寄っていた、これまでも何度かこのブログにもアップしている『Musée Carnavalet - Histoire de Paris』(カルナヴァレ パリ市歴史博物館)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/roman-dune-garde-robe.html )

いつ訪れても比較的空いていて、喧騒のマレ散歩に疲れた時には、ちょっとひと息つきながらパリの歴史を見つめることができる(しかも無料)私の中ではここは、穴場ミュゼな位置付けでした。

コロナが流行る数年前から大規模な改修工事に入り、2021年春にリニューアルオープン。
(常設展は改装後も入場無料と知って嬉しかった)
と言うわけで、どんな風に変わったのだろう?と楽しみにリニューアル後、まだちょっと肌寒かったある日に訪れました。
出迎えてくれるのは、変わらぬ太陽王ルイ14世の像。

その建築自体に450年以上もの歴史があり、1866年に誕生したパリ最古の博物館。
大きくはない入口、チケットカウンターなどの様子から想像できぬほど館内は案外広い、かなり広い、素敵なお庭も臨むお屋敷です。


先史時代に始まり、ローマ時代、中世・ルネッサンス、17世紀、18世紀、フランス革命、ナポレオン時代、オスマン都市計画を経て現代までの長〜いパリの歴史を語る美術館ということで、その展示品・アイテムは多岐に渡り、いったい何万点に及ぶのか?!(約63万点だそう)

絵画、版画、デッサン、ポスター、写真、彫刻、家具、模型、看板等々が部屋から部屋へ次々に展開され、一点ずつしっかり鑑賞していたら1日過ごせてしまえそう。

かつてパリの町並みを飾っていた看板は、見ているだけでちょっと楽しくなるものばかり。

精巧なシテ島の模型。

思わずこれ欲しい!
自宅にあるガラステーブルの下にパリの街模型を作ってみたくなりました。

パリの歴史を辿るという観点はもちろんですが、インテリア好きなら、それぞれの時代の代表的・特徴的なインテリアを眺めるのも楽しい博物館です。


金色の木工細工「ボワズリー」に囲まれた18世紀のユゼス館のサロン、

ルイ16世紀様式の貴族邸宅の内装を移築したルイ16世の青のサロン、

天井が乙女チックだったサラ・ベルナールのサロン、

ベッドの上で「失われた時を求めて」を執筆したというマルセル・プルーストの寝室、

ブルジョワたちの歴史あるアパルトマンの内装を移築したコーナーなどを時代ごとに楽しめます。


お屋敷に招かれた気分で、次はどんなお部屋?と飽きませんでした。


中でも印象的だったのは「リュインの階段」。
明るく見上げ、その真っ白な階段を登った時にちょっと感動。


この階段は、リュイン邸というお屋敷が1868年に解体される際に階段と絵画のセットが保存され、こちらに移築されたのだそう。
こんな階段がある家に暮らすってどんな気分?!と、またまた妄想が止まらず。
出かける時は毎度シンデレラ気分でテンションが上がりそうだ。

展示は地下フロアにも展開。


遺跡


下へ上へと実に広いのですが、リニューアル後は、だいぶ順路がわかりやすくなったという印象です。

このカルナヴァレ美術館には、ルーヴル美術館やオルセー美術館のように世界的有名作品、美術の教科書級のマスターピースが並んでいる訳でないですが、パリ好き、パリマニアにはその歴史を知る上でたまらないミュゼでは!


なので私も今後もマレ散歩のついでに、ちょこちょこ立ち寄っては、まだまだ知らないパリを探したい、知りたいと思っています。
「じゃまたね、ルイ!」(王様に馴れ馴れしくてすみません)と、帰り際に振り返って美術館を後に。

www.carnavalet.paris.fr
*****おまけのTYO*****
夫「知ってた?俺が水無月がすごい好きだって」
K「え、初耳」

結婚してからこの時期は(コロナ禍以前)まるっとフランスや他の国で過ごしていた私たち夫婦は、この時期の和菓子を楽しむことはほとんどなかったので、夫の発言にちょっと驚きました。
こんなどうでもいい小さな話から大きなこと?まで夫婦でも知らないことはまだまだあるよねぇ…。

それにこのお菓子に悪魔払いの意味があるとは知らなかった。

ARCHIVE
MONTHLY



