
パリ4区☆Église Saint-Louis-en-l'Île
☆パリブログ☆
パリのセーヌ川の中州にあるシテ島とサン・ルイ島。
パリ発祥の地として知られるシテ島は、言わずと知れた観光メッカ☆
ノートルダム大聖堂を筆頭にステンドグラスが美しいサント・シャペルやマリー・アントワネットが投獄されていたコンシェルジュリーがあり、通年賑わうエリアです。
お隣りにありながら、そんなシテ島とは対照的に落ち着いた雰囲気で、ひっそりした空気を醸しているサン・ルイ島を歩くのが好き。
という訳で、お天気の良い週末などによく出かけています。
ここに来たらお参りに立ち寄るÉglise Saint-Louis-en-l'Île(サン・ルイ・アン・リル教会)。
久しぶりに訪れると、あら〜!と、ここもだいぶ大がかりな改修工事中。
それにしてもパリの街は、只今絶賛工事中だらけ。
来年、2024年のパリオリンピックを目指して急ピッチで進める工事も多い様子ですが、歴史的建造物が多いだけにじっくりゆっくりの修復時間を要する所は、完成はオリンピック後のところも少なくない感じ。
突貫工事ではなく、これからも永く大切に守られる必要があるのだから、オリンピック云々とは関係なく工事を進めることには個人的には賛成です。。
Église Saint-Louis-en-l'Île(サン・ルイ・アン・リル教会)もすっかり覆われて、中には入れないのかな?と思いきや修復中でも見学、お参り可能。
頭部に気をつけながら中へ。
内部も主祭壇はじめ、あちこち修復中ではあるものの、その修復途中から垣間見れる宗教画や彫刻、ステンドグラスは美しく、小さいながらも見どころ多数でちょっと穴場的なこの教会は、サン・ルイ島唯一の教会。
その歴史は、建築家フランソワ・ ル・ヴォー(彼の兄ルイも建築家で ヴォー・ル・ヴィコント城、ルーヴル宮殿拡張、ヴェルサイユ宮殿造営などに携わったフランス、ルイ14世時代の代表的建築家)により1664年に建築着手され1726年に完成したバロック様式。
ドラマチックにゴールドが美しいドーム。
工事幕が外されたら、きっともっと美しく輝くステンドグラス。
聖母子像
Sainte Geneviève(聖ジュヌヴィエーヴ)像
彼女は、パリの守護聖人。
壊れてしまった彫刻のようですが、元々は大きく重い十字架を担っていたことが想像されるキリスト像は苦しそうで悲壮感が漂い胸を打たれました。
でも偶然その背後の壁の装飾が羽のようにも見え、救いを感じた瞬間でした。
島の名前の由来であるSaint-Louisは、フランス王国カペー朝第9代の国王ルイ9世。
完全に修復が終わったら改めて訪れたいÉglise Saint-Louis-en-l'Île(サン・ルイ・アン・リル教会)です。
*****おまけのTYO*****
コロナ前の日常を取り戻しつつある今日この頃、Tさんにいただいたのは台湾お土産。
台湾と言えばやっぱりコレ♡
お土産話と共に美味しくいただきました。
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