Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

鼓童創立40周年記念公演☆

すっかりファン!

新潟県佐渡市小木を拠点に国際的な公演活動を展開するプロ和太鼓集団『鼓童』(こどう、Kodo)の創立40周年記念公演を鑑賞に渋谷区にあるBunkamura・オーチャードホールへ行ってきました。

(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-957.html

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公演前と後のステージは撮影可、「映える写真を撮ってくださね」とのアナウンスに私も含め年齢層やや高めの観客たちは必死にスマホを構えて頑張った…!

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今回の特別公演は、4日間でそれぞれに鼓」、「童」、「巴」の3作品を含む3つのプログラム。

そこで私は昨年浅草でお披露目予定だった『巴』の回を選びました。

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本公演も誠に素晴らしく、大きな感動をもらいました!!

和太鼓と聞くと単調なイメージも湧きますが、『鼓童』のパフォーマンスは緩急があり、バラエティに富み、まったく飽きることがありません。

その音色は重厚なワーグナーから軽やかなモーツァルトまで連想されたり、コミカルな演出では観客も交えて、笑っていいとも!風にステージ上で「トントントン」ときたら、客席では「パンパンパン」と手拍子、「トントトトン」に「パンパパパン」、段々と難しくなって最後はお手上げ〜な客席。

すっかり和んだ雰囲気の後は、また力強い大太鼓のパフォーマンス。

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美しい放物線を描くバチさばきは、どんどん加速して超高速回転。

上半身裸の男性パフォーマーの背中から腕の筋肉は見事な美しさで、その背中が次第に汗で滲み、キラキラ光る。

驚くのは、そんなものすごい運動量なのにパフォーマンス直後にゼーゼーハーハー言って肩を震わせていないこと。

ギュッと耐える、堪えてる感じがまた粋で、いなせで、痺れるのなんの♡

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クライマックスは、またいつもように心を掴かんで離さず揺さぶられ、ロックでした!

和太鼓の響きは、日本人の(?)人間の(?)原始的な感覚というかDNAに訴えるものがあるように感じます。

胸が熱くなり勇気や元気が湧き、鼓舞され、良い「気」のシャワーを浴びた気分になりました。

日々の雑事や、ちょっと嫌なこと、不安なことも一気に解き放つかのような力強さ、高揚感をいただいき、鑑賞後はとても気持ちよかったです。

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すでに世界的に活躍されていますが、来年はヨーロッパツアーも予定されているそうで、ヨーロッパに暮らす友人たちにも機会があれば是非鑑賞して欲しいですし、これからも楽しみな和太鼓集団『鼓童』です。

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パリの1枚。

今年のBHVのクリスマスデコレーションは雪山☆

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☆Belle et Bonne Blog、絶賛更新中☆
<info>
鼓童(Kodo)オフィシャルサイト
 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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