
パリ6区☆10年ぶりのShu(修)
オーストリアでのスキーバカンス(合宿)から戻って無性に食べたくなったのが、和食。それも串揚げ。
というわけで、パリで串揚げと言えば6区にある『Restaurant Shu Paris』(レストラン・修)。
でもでも訪れるのは、たぶん10年ぶり?!
こちらのお店がオープンした当初、近所に住んでいたこともあり2015年ぐらいまでコンスタントに伺っていました。
つい過去ブログを検索すると、記事にアップしたのは2011年..!
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51716739.html)
引っ越して5区を離れたことで足は遠のいてしまったのですが、夫婦揃って急に「シュウ行こう!食べたい!!」な気持ちになったのでした。
この界隈もすっかり変わった〜と思う反面、変わらずにあるお店もちらほらあり、懐かしく感じながらレストランへ。
何より『Restaurant Shu Paris』(レストラン・修)が変わらずにあったこと、入れ替わりも激しいパリにおいてずっと続けてこられることじたいスゴイ!
カリフラワーのスリ流しでスタート☆
美味しいお刺身、タイ・カンパチ・スズキに和む〜♡
こんな風に旅先から戻って和食を欲すること、お刺身が心と体に沁みる!なんてほとんどなかった私達ですが、やはりこれまた年齢のせい?だんだんと疲れると和食を欲する身体に?!
マグロのお鮨、サイコー!
ワインは、迷ってリースリングに。
でも思い返してみると、リースリングを頻繁に飲むようになったきっかけは、こちらのお店。
揚げ物によく合うと感じ、すっかりお気に入りワインになったのでした。
そのワインは、2011年のブログ記事と同じ「DOMAINE ZIND HUMBRECHT RIESLING」、その味に昔の5区生活の記憶も蘇る。
さて、3本ずつサーヴされる15本の串揚げコースのスタート。
まずは、「椎茸」「胡麻味噌柚子風味のチキン」「茄子」。
熱々揚げたて串揚げに感激していると、びっくりシェフの鵜飼さんがやってきた。
U「お久しぶりです、〇〇さん!」
夫・K「えーーーー!」
夫「僕たちのこと覚えてます??」
U「もちろんですよ!今日予約の名前を見た瞬間に、もしや?たぶん!と思ってました。お元気でしたか?」
(塩派とソース派、食べ方は分かれがちな串揚げ)
こうしてお互いの近況報告。
約10年ぶりにお邪魔したにも関わらず鵜飼シェフは、ナイスにしてくださり、ありがたい!な気持ちで胸いっぱい。
そうなのだ、パリで出会った皆さんは、異国で出逢ったご縁が固く結ばれた感じで、たとえ何年もご無沙汰していても、会えばあっという間に昔に戻ったように時差も違和感もなく楽しくお喋りができる。それがとても嬉しい。
ちょっとご無沙汰したら他人行儀にされる世界もあるだけに...。
それにしても相変わらず旨っ!
「ズッキーニ」「ホタテ」「牛ひき肉ジャガイモコロッケ」と続く。
すると鵜飼シェフが、
「すみませ〜ん、今日は〇〇さんの大好きなメンチではなく、コロッケです」と。
なんと!これまたびっくりです。10年ぶりにも関わらず、夫のメンチ好きを覚えていてくださったとは...。
すっかりお話に夢中、そしてホクホク美味なコロッケをハフハフしながら食べまして、そんな1枚は撮り忘れました。
「うずら」「里芋」「鴨」とづづき、コースの前半終了。
この後、カニときゅうり土佐酢でさっぱりとお口直しの後、後半スタート。
「エリンギ」「ミニトマト&べコーン」「スズキのタルタル」。
「白味噌フォアグラ」「ブロッコリー」「海老」でフィニッシュ。
この白味噌フォアグラがフランスらしく、たまらないのです♡
フォアグラを揚げるのは、とても難しいと思うのですが、さすがプロ!鵜飼シェフ!の芸術的な揚げっぷり。
シメも10年と変わらずお茶漬けか稲庭うどんのチョイス。
夫は、お茶漬け。
私はここではオープン当初から稲庭うどん一択☆
キュッと締まって滑らかな稲庭うどん、ツルっといただけます。
デザートは、ヨーグルトムースに柚子のジュレ、クランブルがのったグラスデザート♡
10年ぶりでしたが大いにエンジョイさせていただいたパリの串揚げ『Shu』(修)でした\(^o^)/
******プチっとパリ******
昔は楽しく通っていた英国のスーパー、デパートのM&S。
今はパトロールエリアにないのでパリに戻った時の空港内のお店ぐらいしか行けないのが残念。
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