
”Les Annees 1990-2000” パリで観る90年代ファッション
パリには沢山の美術館・博物館があり、鑑賞好きにはたまらない街だと思います。
美術の教科書でしか見たことないものが、目の前に、手を伸ばせば届くような距離で鑑賞できるのは贅沢なこと。
そして驚くのは、パリっ子達は幼稚園の頃から課外授業で色々な美術館へ行って本物を実際に目にしていること。
引率の先生が「この絵から何を感じる?何を思う?」と聞くと、皆活発に手を揚げて意見を述べる。
「この人が、あの人を好きで、それでそれで・・・・」みたいな可愛い答えも多く、思わず側で聴いていると笑みがこぼれちゃいますが
こんなに小さいうちから本物を鑑賞できる豊かさ、柔軟な心を育てる環境、他人の前で自分の意見を述べる姿勢にとても驚きました。
さて、昨日私が見てきたのはmusee des arts decoratifs(装飾芸術美術館)の" LES ANNEES 1990-2000.Une histoire ideale de la mode contemporaine "
この美術館に常設されているジュエリーの展示や広告・ポスターの展示も面白いです。
特にジュエリーは、歴史に残るデザインものばかりを「これでもか!」とゴージャスに見せてくれています。
巨大なダイヤモンドをはじめとする宝石達の歴史を経ても色褪せない輝きに目がチカチカします・・・
で、こちらでは常設展とは別に、過去にもバレンシアガ回顧展やラクロワ展などの特別展などがありました。モード系の学生らしい人達がデッサンに来ていたり、宇宙人級の人間離れしたスタイルのモデルの卵とおぼしきマドモアゼル、そして普通のマダム達が連れだって鑑賞する姿をよく見かけます。
パリは、モード(ファッション)の都だなぁ、と改めて感じます。
こういった展示を見るのは、楽しいものの、私自身はファッション業界とは全く縁もない人間なので専門的なことは全くわかりませ~ん。それでも勝手にエンジョイしてきました。
今回の展示は、前回の70年代モード展に続く現代モード第2弾。
90年~最近まで活躍中のデザイナーの代表的な作品が飾られ、同時にその当時のデフィレ(ファッションショー)の様子がモニターに映し出されていました。
中の撮影は禁止だったことと、展示用のカタログがなかったのでパンフレット等から雰囲気をご紹介。
先週のFIGARO SCOPEの紹介記事によると、2000年代に入ってからのVintage de luxe ブーム到来の代表的ブランドとして、こちらの"E2"を挙げていました。
う~ん、確かにちょっと古可愛い感じ? でも、私には着れそうもない服。。靴は好きです。
目立ったのは、ISEEY MIYAKE、Yohji Yamamoto、Comme des Garcons、JUNYA WATANABEなど日本人デザイナー達の活躍。
そう思って他のデザイナーの作品を見ると、着物的な要素や花魁が履いていたような超厚底草履のような靴など、日本人デザイナーや日本文化が他のデザイナーに与えた影響は大きいのでは?と思いました。
私としては、"ALAIA"の白と薄いブルーのロングドレスが一番印象的でした。デコルテの見せ方が綺麗、しかも腰から足元までのマーメイドラインが綺麗で思わず、溜息
床についた部分は全体に丸くしっとりニット地が広がってました。←うまく表現できません。
写真でご紹介できないのが残念。
一通り見てみたものの私には、やっぱり専門的なことは全くわからず、この非日常な服達を見ても「う~ん」と唸る感じでしたが、デフィレというのは、お伽話のような世界だなぁ・・・と。
意地悪な継母や、魔女が着ていそうな服、妖精やプリンセス、女王様に似合いそうな服など。日常とかけ離れたお伽話、童話の世界の服みたいで。
ただ、ちょっとした襟や袖の処理や背中のラインの綺麗な見せ方、配色は普段の着こなしの参考になるのかも?
ところで、こちらのおススメは、美術館に併設されているショップです。
モード系の書籍はかなり充実していますし、他にもアクセサリー、靴、バッグ、食器、ステーショナリーなど、デザイン性に富んだものが沢山あり、お土産にもいいかな、と思います。
豹柄のポーチなど可愛かったですし、真ッ黒な鳥のオブジェもクールでカッコよく、白い家具などの上では映えそうでした。
また、この時期は寒いですが、暖かい季節には併設されているレストラン"Le Saut du Loup"でルーヴルの中庭を眺めながらのランチもおススメ!
http://www.lesartsdecoratifs.fr/francais/accueil-292/une-secondaire/francais/le-saut-du-loup-le-restaurant-595/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*Les Annee 1990-2000展は、2011年5月8日まで
Musee des arts decoratifs
107, rue de Rivoli 75001 PARIS
http://www.lesartsdecoratifs.fr/
美術の教科書でしか見たことないものが、目の前に、手を伸ばせば届くような距離で鑑賞できるのは贅沢なこと。
そして驚くのは、パリっ子達は幼稚園の頃から課外授業で色々な美術館へ行って本物を実際に目にしていること。
引率の先生が「この絵から何を感じる?何を思う?」と聞くと、皆活発に手を揚げて意見を述べる。
「この人が、あの人を好きで、それでそれで・・・・」みたいな可愛い答えも多く、思わず側で聴いていると笑みがこぼれちゃいますが

こんなに小さいうちから本物を鑑賞できる豊かさ、柔軟な心を育てる環境、他人の前で自分の意見を述べる姿勢にとても驚きました。
さて、昨日私が見てきたのはmusee des arts decoratifs(装飾芸術美術館)の" LES ANNEES 1990-2000.Une histoire ideale de la mode contemporaine "

この美術館に常設されているジュエリーの展示や広告・ポスターの展示も面白いです。
特にジュエリーは、歴史に残るデザインものばかりを「これでもか!」とゴージャスに見せてくれています。
巨大なダイヤモンドをはじめとする宝石達の歴史を経ても色褪せない輝きに目がチカチカします・・・

で、こちらでは常設展とは別に、過去にもバレンシアガ回顧展やラクロワ展などの特別展などがありました。モード系の学生らしい人達がデッサンに来ていたり、宇宙人級の人間離れしたスタイルのモデルの卵とおぼしきマドモアゼル、そして普通のマダム達が連れだって鑑賞する姿をよく見かけます。
パリは、モード(ファッション)の都だなぁ、と改めて感じます。
こういった展示を見るのは、楽しいものの、私自身はファッション業界とは全く縁もない人間なので専門的なことは全くわかりませ~ん。それでも勝手にエンジョイしてきました。
今回の展示は、前回の70年代モード展に続く現代モード第2弾。
90年~最近まで活躍中のデザイナーの代表的な作品が飾られ、同時にその当時のデフィレ(ファッションショー)の様子がモニターに映し出されていました。
中の撮影は禁止だったことと、展示用のカタログがなかったのでパンフレット等から雰囲気をご紹介。
先週のFIGARO SCOPEの紹介記事によると、2000年代に入ってからのVintage de luxe ブーム到来の代表的ブランドとして、こちらの"E2"を挙げていました。
う~ん、確かにちょっと古可愛い感じ? でも、私には着れそうもない服。。靴は好きです。
目立ったのは、ISEEY MIYAKE、Yohji Yamamoto、Comme des Garcons、JUNYA WATANABEなど日本人デザイナー達の活躍。
そう思って他のデザイナーの作品を見ると、着物的な要素や花魁が履いていたような超厚底草履のような靴など、日本人デザイナーや日本文化が他のデザイナーに与えた影響は大きいのでは?と思いました。
私としては、"ALAIA"の白と薄いブルーのロングドレスが一番印象的でした。デコルテの見せ方が綺麗、しかも腰から足元までのマーメイドラインが綺麗で思わず、溜息

床についた部分は全体に丸くしっとりニット地が広がってました。←うまく表現できません。
写真でご紹介できないのが残念。
一通り見てみたものの私には、やっぱり専門的なことは全くわからず、この非日常な服達を見ても「う~ん」と唸る感じでしたが、デフィレというのは、お伽話のような世界だなぁ・・・と。
意地悪な継母や、魔女が着ていそうな服、妖精やプリンセス、女王様に似合いそうな服など。日常とかけ離れたお伽話、童話の世界の服みたいで。
ただ、ちょっとした襟や袖の処理や背中のラインの綺麗な見せ方、配色は普段の着こなしの参考になるのかも?
ところで、こちらのおススメは、美術館に併設されているショップです。
モード系の書籍はかなり充実していますし、他にもアクセサリー、靴、バッグ、食器、ステーショナリーなど、デザイン性に富んだものが沢山あり、お土産にもいいかな、と思います。
豹柄のポーチなど可愛かったですし、真ッ黒な鳥のオブジェもクールでカッコよく、白い家具などの上では映えそうでした。
また、この時期は寒いですが、暖かい季節には併設されているレストラン"Le Saut du Loup"でルーヴルの中庭を眺めながらのランチもおススメ!
http://www.lesartsdecoratifs.fr/francais/accueil-292/une-secondaire/francais/le-saut-du-loup-le-restaurant-595/
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*Les Annee 1990-2000展は、2011年5月8日まで
Musee des arts decoratifs
107, rue de Rivoli 75001 PARIS
http://www.lesartsdecoratifs.fr/
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