Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

オルレアンとの繋がり

今年の花粉は、本当にスゴイ。
私は、これまで鼻水が少し出るくらいだったのに、今年はクシャミが止まらない。

しかも、可愛いクシャミなら許せるけど、どこのオジサンですか?みたいなヘクション系のくしゃみ連発。

マスクをするだけで症状は押さえられますが、私より若干症状が重い夫は、
「乳酸菌が花粉症に効く」
と、聞いてから毎朝乳酸菌製品をせっせと食べたり、飲んだりしてます。

最近は、ヨーグルトは商品不足なので、あるもので。

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実際どのくらい効果があるのか?!
でも、効くと信じて飲む、そんな思い込みは大切だ・・・。

朝食にフルーツがあると元気が出るので、季節のフルーツを食べるようにしてます。
そして最近のお気に入りは、この「西宇和の清見」

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オレンジとミカンのハーフみたいな味。
フルーツって色からして元気が出る食べ物?

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私が世界で一番好きなフルーツは、「レクチェ」。
今回の実家帰省で買って帰える気満々だったのに駅近辺のスーパーにはなかった・・・。
かなり心残り

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子供の頃、「洋梨」と呼んで親しんでいた果物。

特に風邪をひくと、
「食欲ない。ちょっとお腹も痛い。でも~レクチェなら食べる。何個でも食べる。」
そんな我がままを言うイヤな子だったことも思い出す・・・。

とろけるような味と何ともいえない芳香の果物。
残念ながら、生のレクチェを買うことができなかったので、こちらのバームクーヘンで我慢。

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朝食にいただく。

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レクチェの味があまりしない


正しくは、「ル・レクチェ」というこの黄色い皮の西洋梨は、明治36年頃に新潟県新潟市白根地区の農家の人が、フランスのオルレアンから輸入された苗木を信濃川河畔の肥沃な土地で栽培を始めたもの。

オルレアンと言えば!
ジャンヌ・ダルクの出身地で、フランスで一番長いロワール川の流れるロワール地方にある古都。

この地域は古城で有名だけど、温和の気候で果物、野菜、四季折々の花の産地としても有名。
林檎、葡萄、プラム、蜂蜜、アーモンドは、この地方の特産物。

中でも、オルレアンの名産品が、西洋梨のル・レクチェなのであります。
19世紀後半に園芸家オーギュスト・ルシュールが作り上げ、17世紀の偉大な園芸家にちなんでネーミングされたとか。

オルレアンと新潟は1世紀以上も前から繋がっていたのね、と知りちょっと嬉しくました

それにしてもレクチェ食べたいな、一箱くらい

reku

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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