パリ15区の"Le Beurre Noisette"

ビストロなら普段は比較的家から近いところに行くことが多いです。
でも、今年の秋は、ちょっと家から遠くても美味しいという評判のお店には出かけてみよう！と。

という訳で、パリ15区にある"Le Beurre Noisette"（ル・ブール・ノワゼット）へ


店内は3つのエリアに分かれていて思ったより広い。私達は店奥のエリアへ。


お庭も見えてステキ


腹ペコなところにまずは「グジェール」。
このチーズを練り込んだ一口サイズのシュー「グジェール」は、今まで食べた中で一番の美味しさかも


ワインは、FIXINで"CLOS MARION 2009"しました。
チョコレートのようなまろやかな口当たり。
ちょっと寒くなってきたこの季節、とても美味しく感じました。


私は、前菜に「イカとジロール」を。
バターが効いてます。イカはとても肉厚で食べ応え大。ジロールはコリコリ。


夫は、鴨肉にフォアグラを詰めた「ガランティーヌ」。玉葱のコンフィ、スモークした鴨肉がのったサラダ付き。
それにしてもフランスのフォアグラはフレッシュでもテリーヌでも本当に美味しい。
でも、どんどんフォアグラ化していきそうな夫が心配


メインは、「牛肉頬煮込み」。野菜がいっぱいなのも嬉しい


赤ワインがたっぷり染み込んだお肉は柔らかくて最高。


こちらは、「リー・ド・ヴォ」


食感は外側はコリコリ、中はネットリ。


リー・ド・ヴォ(仔牛の胸腺）は食感がネットリ好きかコリコリ好きか別れるところ　
胸腺の部位によって微妙に食感が違うみたいですね。
ジロール茸とパセリのソースと相性ばっちり。

デセールは、サッパリしたパイナップルにココナッツアイス乗せにしようとしたら、
「つまらん！パイナップル焼いただけで想像がつく。もっと面白ろそうなものにしろよ」と
我が家のジャイアン（夫）が言うので、のび太な私は「マルメロとサブレ」のデセールに。


ジャイアン、君は正しかった！
このデセール、とても美味しい

一番下にサクサクのサブレが敷かれ、その上にはマルメロ（西洋花梨）を甘く煮込んだもの、
その上にパイ生地、そしてバニラアイスクリーム。
感動したのは、一番下のサブレの美味しさ　そして全部一緒に食べると至福

で、ジャイアンはいつも通り「ババ」。


好きなだけラム酒をかけてどーぞ。

カフェと一緒のミニドーナッツのような揚げ菓子とココナッツのギモーヴ（マシュマロ）も嬉しかった。


店名は"Le Beurre Noisette"（ル・ブール・ノワゼット）というだけあって、バター使いが巧みなお料理たち！
という印象。

店内は大きな食卓のようなテーブルもあり賑やか。
サービス担当の女性達もとても親切でチャキチャキ動き周る活気のあるビストロでした。
その一人がわりと大人なマダムなのですが、眉毛のあたりにピアスが2つ。
ロックでカッコ良かった！
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＜INFO＞
Le Beurre Noisette
68 rue Vasco de Gama 75015 PARIS
01 48 56 82 49
http://www.lebeurrenoisette.com/
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