
"sot l'y laisse"(ソリレス)とは!
以前、首都高下の名店というタイトルでブログに綴った大好きなトンカツ屋さん「すずき」。
実は、この首都高速の下の名店は「すずき」だけではな~い
という訳でパリにいる頃から恋しかった味を求めてやってきたのが、こちら。
人気の焼き鳥屋さん「酉たま」です。
まずは特製野沢菜が。
取り敢えずビール乾杯しましたが、ビールはちょっと苦手なので早々に梅酒にスイッチ
梅酒は種類豊富で、こちらの「にごり」を最初に。
梅酒大好き
いくらでも飲める。
それにしても、メニューを見ても全然わからない鶏用語
という訳で、ご主人に尋ねながら鶏用語を勉強しながら食べてみました。
「みさき」と言うこちらは、「ぼんじり」。
と、言われても「ぼんじり」もわからない
「ぼんじり」とは、尾骨の周りの肉で周囲を脂肪の塊が覆っているほんのわずかしか取れない部分。
鶏の尻尾に当る部分で三角部分の突起はよく動く場所で筋肉が発達してる為に味は格別
と。
「そろばん」→「せせり」または「ネック」。
首のまわりの肉で「そろばん」の玉のようなカタチなので、そんな名前になったそう。
「おび」→ 「モモ肉」
モモ肉の真ん中あたりで水分が豊富で肉質はモッチモチ感が特徴
「おたふく」→ 「鶏の胸腺」
前回パリでは偶然食べる機会が多かったリー・ド・ヴォは仔牛の胸腺。
鶏にも「胸腺」あるんですね~、なんて言ったら笑われました・・・。
キンシンサイという中国野菜で、ちょっと箸休め。
こちらは、フランスの冬山&スキーを思い出させるチーズ「ラクレット」のお稲荷さん。
梅酒は黒糖梅酒に。
そして次に食べたのが「ソリレス」。
ソリレスとは、鶏の股間接周辺のお肉で1羽にたった2個しか取れない希少部位。
モモの付け根にある腰骨のくぼみにはまっていて、解体する際に見逃しやすい部位だそう。
この日本語らしからぬ名前は、なんとフランス語!
"sot l'y laisse"とは、「愚か者はソレを残す」という意味。
"sot-l'y-laisse"と綴ればフランス語の料理用語で「家禽の腰骨のくぼみについている肉」なのだと
知りました。 焼き鳥屋さんでフランス語彙が増えてビックリ
それにしても、うまい表現だな~なんて感心しながら味わっていただきました。旨いっ
やっぱり「つくね」は外せませんなぁ
こちらのお店は、鶏以外も充実
という訳で、「豚バラの生姜巻き」を。
うーん、このショウガは、なんだかとても特別感じ?美味しい。
プロヴォローネ(Provolone)というイタリアのチーズ。
イタリアのチーズは、こうして焼いて食べて美味しいものがありますよね。
フランスチーズにはない美味しさ!
イチダ柿のバターサンド
どうでもイイけど六花亭&小川軒のレーズンサンドが大好き
この鶏ガラスープ、あたたまる~!
締めは、そぼろ丼。
なんだか卵も黄身が大きくて、味が濃い。
では最後に問題です。
「ふりそで」は、どこの部位でしょう??
ちょっと簡単?
正解は肩の回り、手羽のつけねあたりの肉だそう。
肩から胸にかけてふっくらした肉で、着物の振袖に喩えた名前だそう。
とても希少な部位ということで、食べてみたかったのですが今回は売り切れでした
もう一つ「きんちゃく」は?
こちらは、「ホルモン」だそうです。こちらも人気のようで終了でした。
内臓系のメニューも充実していて、「べら」(十二指腸)、「さえずり」(気管)、「弁慶」(すね)なども。
店内はキッチンを囲むカタチでコの字型のカウンター席です。
焼き加減がどれも神業で素晴らしく、とても美味しい焼き鳥さんです。
焼き鳥に詳しい人には全くお恥ずかしい内容ですが、私はほとんど専門用語を知らなかったので
今回とても面白かったです。
パリには中国人経営の焼き鳥さんが多く、意外に美味しいのですが、やっぱり日本の焼き鳥は格別!
まったくの別物。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<INFO>
酉たま
東京都港区白金6-22-19
03-5795-2950
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実は、この首都高速の下の名店は「すずき」だけではな~い

という訳でパリにいる頃から恋しかった味を求めてやってきたのが、こちら。
人気の焼き鳥屋さん「酉たま」です。
まずは特製野沢菜が。
取り敢えずビール乾杯しましたが、ビールはちょっと苦手なので早々に梅酒にスイッチ

梅酒は種類豊富で、こちらの「にごり」を最初に。
梅酒大好き

それにしても、メニューを見ても全然わからない鶏用語

という訳で、ご主人に尋ねながら鶏用語を勉強しながら食べてみました。
「みさき」と言うこちらは、「ぼんじり」。
と、言われても「ぼんじり」もわからない

「ぼんじり」とは、尾骨の周りの肉で周囲を脂肪の塊が覆っているほんのわずかしか取れない部分。
鶏の尻尾に当る部分で三角部分の突起はよく動く場所で筋肉が発達してる為に味は格別

「そろばん」→「せせり」または「ネック」。
首のまわりの肉で「そろばん」の玉のようなカタチなので、そんな名前になったそう。
「おび」→ 「モモ肉」
モモ肉の真ん中あたりで水分が豊富で肉質はモッチモチ感が特徴

「おたふく」→ 「鶏の胸腺」
前回パリでは偶然食べる機会が多かったリー・ド・ヴォは仔牛の胸腺。
鶏にも「胸腺」あるんですね~、なんて言ったら笑われました・・・。
キンシンサイという中国野菜で、ちょっと箸休め。
こちらは、フランスの冬山&スキーを思い出させるチーズ「ラクレット」のお稲荷さん。
梅酒は黒糖梅酒に。
そして次に食べたのが「ソリレス」。
ソリレスとは、鶏の股間接周辺のお肉で1羽にたった2個しか取れない希少部位。
モモの付け根にある腰骨のくぼみにはまっていて、解体する際に見逃しやすい部位だそう。
この日本語らしからぬ名前は、なんとフランス語!
"sot l'y laisse"とは、「愚か者はソレを残す」という意味。
"sot-l'y-laisse"と綴ればフランス語の料理用語で「家禽の腰骨のくぼみについている肉」なのだと
知りました。 焼き鳥屋さんでフランス語彙が増えてビックリ

それにしても、うまい表現だな~なんて感心しながら味わっていただきました。旨いっ

やっぱり「つくね」は外せませんなぁ

こちらのお店は、鶏以外も充実

という訳で、「豚バラの生姜巻き」を。
うーん、このショウガは、なんだかとても特別感じ?美味しい。
プロヴォローネ(Provolone)というイタリアのチーズ。
イタリアのチーズは、こうして焼いて食べて美味しいものがありますよね。
フランスチーズにはない美味しさ!
イチダ柿のバターサンド
どうでもイイけど六花亭&小川軒のレーズンサンドが大好き

この鶏ガラスープ、あたたまる~!
締めは、そぼろ丼。
なんだか卵も黄身が大きくて、味が濃い。
では最後に問題です。
「ふりそで」は、どこの部位でしょう??
ちょっと簡単?
正解は肩の回り、手羽のつけねあたりの肉だそう。
肩から胸にかけてふっくらした肉で、着物の振袖に喩えた名前だそう。
とても希少な部位ということで、食べてみたかったのですが今回は売り切れでした

もう一つ「きんちゃく」は?
こちらは、「ホルモン」だそうです。こちらも人気のようで終了でした。
内臓系のメニューも充実していて、「べら」(十二指腸)、「さえずり」(気管)、「弁慶」(すね)なども。
店内はキッチンを囲むカタチでコの字型のカウンター席です。
焼き加減がどれも神業で素晴らしく、とても美味しい焼き鳥さんです。
焼き鳥に詳しい人には全くお恥ずかしい内容ですが、私はほとんど専門用語を知らなかったので
今回とても面白かったです。
パリには中国人経営の焼き鳥さんが多く、意外に美味しいのですが、やっぱり日本の焼き鳥は格別!
まったくの別物。
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<INFO>
酉たま
東京都港区白金6-22-19
03-5795-2950
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