Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

やっぱりアルバ産!! ~PRISMA~

最近お気に入りの東京のイタリアンレストラン、青山の"PRISMA"(プリズマ)
食いしん坊な弟と夫の3人で行ってきました

グラスシャンパンで「今年もオツカレサマンサ」と言って滑った乾杯の後、出されたのは
「パルミジャーノレッジャーノチーズのクレーマ・カタラーナ」

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可愛いクレームブリュレのようなだけど、味はしっかりパルミジャーノぉぉ

「イカスミの煮込みとジャガイモのスフレ」

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こちらのレストランのスタートは、こういう感じで小ぶりなサイズで始まって、メイン料理に向かって
少しずつボリュームが増す感じ。とても食べやすいなぁと思います。

そういえば、パリにあるスフレ専門店が気にはなっているのですが最初から最後までスフレなんだろうか

ワインは、年末らしくリッチな味わいのものを~と夫が選らんたのは"BARORO"(バローロ)
深紅色がとても綺麗で香りも華やか。

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夫 「ところで、昔からこんなお姉さんだったの?ちょっと信じられない事が多いんだけど。」
弟 「はい。ずーっとこんなですねぇ。でも、前はもっとひどかったかも・・・。」
夫 「何でも大丈夫、大丈夫って言うけど、全然大丈夫じゃないことがあり過ぎて
弟 「大雑把だから 同じO型ですけど一緒にして欲しくない感じで。」

男達は勝手なことを言うので困る おちおち席を外せない。

前回も書いたけれど、こちらで出されるパンもとても美味しい。
特に左のほんのりオレンジ色のトマト風味のパンが好きです。

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「鰆のマリナート」

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軽くマリネされたサワラですが、生で食べるサワラは岡山で体験済みですが、
イタリアでもサワラを生っぽく食べるのかなぁぁ・・・。


「イタリア産ポルチーニのインパデッラとセルフィーユの根のフォンドゥータ」

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あまり日本にいる時にセルフィーユは食べませんが、パリではとてもメジャーな野菜。
葉も根も香りが独得だし、好きになるとハマってしまう味かも

出た
でも、こんな箱入りの登場は初めて見ました。びっくり。。

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中には、イタリア・アルバ産の白トリュフが鎮座。
(動揺したのか中の写真は全てブレました・・・。)

タリオリーニで、た~んと召し上がれな感じで、レストランのマダムがスライスしてくれました。

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ローマ旅行で自分達で買ったこともカウントすると今シーズンは白トリュフをいただく機会が
比較的多かったように思うのですが、こちらで嗅いだアルバ産のモノは突出した香り
黒トリュフに比べると食べる期間も短く、ギリギリ年内?な感じの白トリュフはやっぱり貴重なキノコだな~と。

そういえば、最近夏でも立派な黒トリュフが出回るようになっているけれど、それはオーストラリア産の
ものだそう
南半球で季節が反対だから北半球が夏の時期に食べれると。

トリュフ好きには嬉しいことかもしれないけど、そこまでしなくて今いる場所の旬のものを食べれるだけで
幸せなんだけどな・・・と思うことも。

「クロワゼ鴨のラヴィオリとアワビのインブロード」

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お肉とアワビ。意外にも合うし、これなら赤ワインも大丈夫
ラヴィオリの中の鴨は、フォアグラ入りだったような? とても凝縮された濃厚なお味でした。

「オレンジの花と日向夏のグラニータ」

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オレンジの香りイイ感じ。これでスッキリ

お肉のメイン料理は、3人同じ「蝦夷鹿のアロスト バルサミコ ヴェッキオ」

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う~ん、最近食べた中では一番野趣溢れるエイジングの効いたお肉。
どのくらい寝かされたのだろう?
赤ワインとは、抜群の相性

そしてドルチェのお時間に。
1皿目は、サッパリとヨーグルトのジェラート&オレンジ

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2皿目は、それぞれ選びます。
夫は、迷わず「トリュフ卵のスフレ」
白トリュフは卵やお米と一緒に保存しておくと香りが移ります。そんな卵で作ったかわいいスフレ。

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大好きなネッチと呼ばれるクレープの中は和栗がたっぷり。塩キャラメルジェラートも美味しい。


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最後のコーヒーと一緒の小菓子も綺麗。

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エスプレッソとコーヒーを。
ここまで白いシンプルなお皿で全てサーヴされていたので、最後にカップが柄物でちょっと新鮮な驚きが。

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こちらのお料理は、イタリアンの中に感じるフレンチの部分も絶妙で、両方大好きな私にとっては
とても幸せを感じる料理が多いです

この日は、たまたまだったのかもしれませんが、オープンキッチンにはシェフがお一人。
満席のレストランのお料理を全て一人で仕切っておられました。
それなのに動きは静かというかドタバタ感はまったくない静けさで、丁寧に作られたお料理が次々に
出てくることにとても驚きました。

一人でキッチンに立つと、ガシャーン、ジャラジャラ、カーン、ドスっ、とドラマーのような音を奏でがちの
私としては、静かに美しい所作で料理することも学びたいところ
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<INFO>
Prisma(プリズマ)
東京都港区南青山6-4-6
03-3406-3050
http://prisma-tokyo.com/
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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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