Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

大人のショコラ ~Whiskies et Rhumes Rares~

そろそろバレンタインデーが近くなってきました

今年のバレンタインは、どうしよう?と思っていると、ベルギーから
戻ったばかりのMちゃんからいただいたのが
"Pierre Marcolini"(ピエール・マルコリーニ)の大きなチョコレート箱

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リボンをほどいて箱を開けると何やら小冊子、
説明書"Whiskies et Rhumes Rares"が。

今年の新作という話ですが、珍しいウイスキーとラム酒の入った
マルコリーニ風ボンボン・ショコラの詰め合わせボックスでした

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ボンボン・ショコラというのは、チョコの甘さ重視で、わりと安いお酒が
使用されることが普通。

そんな中、マルコリーニ氏が中に入れるお酒を贅沢に選び、
且つ合わせるチョコレートを丁寧に吟味して作ってみた新作
ということらしいです

冊子の中には詳細な説明が。

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左奥から手前にシングルモルト・ウイスキー4種とラム酒2種。
ABERLOUR
北東スコットランド産、フルーティーな味に合わせたのはエクアドルと
ジャワのカカオのフォンダンとキューバのチョコ
 

OBAN
西スコットランドの海岸沿い、潮の香りに合わせたのは
塩バニラキャラメルとヴェネズエラのカカオ、私の一番のお気に入り


ARDBEG
西スコットランドアイラ島、ピートのスモークな香りに合わせたのは
ヘーゼルナッツのプラリネとエクアドルのチョコ

YAMAZAKI
パリでもよく見かけるサントリー山崎
フルーティーさに加えて花やスモーキーな香りに合わせたのは
エクアドルとガーナのカカオのフォンダンとメキシコのチョコ


そしてマルティニーク島から2種のラム酒。
TROIS RIVIERES
樽香とほのかなフルーティーさに合わせたのはヘーゼルナッツの
プラリネとキューバのチョコ

CHAMAREL
力強さと繊細さを合わせ持つラムに合わせたのはバナナキャラメルに
エクアドルとガーナのチョコ

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ウイスキーは、ほとんど飲まないので全然わからず
最初に1列を食べると
「なんだか大人の味(十分大人なのだけど)。 
ついていけないわわわ」と、及び腰に。

が、不思議なことに2列目を食べ終えると、それぞれのウイスキーの
違いが面白く、好きと苦手をハッキリ感じるように

そして翌日新たに1列を食べると、もしかしてウイスキー好きに
なるかも?な予感が漂い

最後の列になると「もう、終わり!?」な寂しい気持ちに


口の中に広がるウイスキーの香りが鼻からふわっと抜ける。
チョコレートから流れ出るお酒と混ざりあって、お酒だけ、
チョコだけでは出せない完璧なマリアージュ

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                     (ショコラの神様?!マルコリーニ氏)

ヨーロッパ各国のチョコレートは、それぞれとても美味しいと思う。
特にフランスのチョコレートは、好きな人も多いし、
お土産にしても喜ばれることも多い。

でも、個人的にはベルギーのマルコリーニのチョコレート
が一番好き
シャンパントリュフなどは、美味しくて気を失いそう・・・


うーん、悩ましい今年のバレンタイン。
かなり気に入ったこの大人のチョコレートにしようか?
でも他のも食べてみたいし
(と、自分が食べることが大前提。)

甘いものが苦手という男性には、チョコレートっぽいワインを
プレゼントするのもいいかも

例えばCatherine et Claude MarechalPommard La Chaniere 2008
若いのにとてもまろやかで、チョコレートっぽい味。

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こちらは、ジャムっぽい味わいのワイン。
チョコレートとの相性もいいかも?
Dominique LaurentChambolle-Musigny 2009

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う~ん、悩ましいけど楽しみな季節

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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