
「パリ」で繋がる人たち
サホロでのスキーバカンスで、在日フランス人ムッシューBと出会いました。
そんなこともあって今日は、ちょっと出会いついてパリ写真とともに。
(セーヌ川沿いの古本やポスターなどが並ぶブキニスト)
振り返るとパリに暮らすまで、「人との出会い」について考えることはあまりありませんでした。
進学、就職と進んでいく中で自然と気の合う友達は限定されてきて、それはそれで価値観も近く
話しやすく、一緒にいるのが心地良かったし、何より私のいい加減さを知ってくれてるし、と
そういった中で築いた友達・交友関係に満足で他にもっと広げたいとも感じていませんでした。
ただ、なんとなく漠然とした中で普段とは違う刺激?が欲しいと思ったのか、アレコレとやってみた習い事。
実際、全く違う仕事や環境の人達と「趣味」という繋がりで出会うことは新鮮でした
(サンシュルピス教会前の噴水は好きな噴水の一つ)
問題は、飽きっぽい自分が無理に「趣味」を探そうとして、肝心の「趣味」が趣味として続かなかったり、
頑張ろうとする気持ちだけが空回りで身につかないものだったり。
何も特技はないのか?つまらない人間だな・・・と思う中で再会した"Paris"。
(この時期、牡蠣をはじめする魚貝が豊富)
暮らすために、まずフランス語の勉強を通じて出会った人達。
暮らしたら、食べることが好きになって出会った人達。
食べてたら、一緒にフランスワインも知りたくなって出会った人達。
飲めるようになったら、フランス語でもっと話したくなって出会った人達。
そしてパリが好き、フランスが好き、というだけで繋がったり、出会えることの不思議やご縁を
楽しんでいる自分がいることに気づきました。
少なくとも私の中ではそこに損得勘定はなく、単純に共感できる楽しみがあったり、
反発されて改めて考えさせらることもあったり、知らないことを教えてもらったり、本当にいろいろ。
(ポップアップアートなパリもカワイイ)
今回サホロで出会ったムッシュBは、もともとはフランスでスキーのインストラクターだった人。
現在は東京在住で、ある期間だけインストラクターとしてサホロでスキーレッスンをしているそう。
そして、今回たまたま私達夫婦は自分達の滑りの悪い癖を直すためにプライベートレッスンを申し込んで
みたところ、ムッシューBが担当に。
他にも沢山インストラクターはいるし、フランス人を希望した訳でもないので、全くの偶然。
自己紹介の後、「フランス繋がり」で盛り上がり、レッスンの翌日にオフだった彼から連絡があり、
「今日はオフだから友人として一日一緒に滑らないか?」とお誘いが。
ゲレンデを熟知した彼とのスキーはとても楽しく、あっという間の一日でした。
結局、出会って以降は毎晩ディネをご一緒し、私達の友人Sご夫妻とも仲良しに。
連絡先を交換して東京でも家族ぐるみで会いましょうな話になり、すっかり意気投合してしまった。
更に最近フランス語の勉強を怠けていたのですが、ムッシューBの紹介で東京滞在中にフランス語の
プライベートレッスンをしてくれる先生を紹介してもらい、次回の帰国からお世話になることに。
(不定期のパリ東京行ったり来たりは、曜日時間固定のレッスン受講が難しいので・・・)
こうして10年前の自分から全く想像も出来ない人と出会ったり、話したりする機会ができたのは
やっぱり「パリ」のお陰だと思う。
このブログでもパリ好きからのコメントをいただく中で、教えてもらうことも色々でありがたいし、
好きなものが同じだったりすることから感じる親近感も。
(パリの今年の初雪は2月6日?ノートルダムが綺麗な雪化粧)
趣味は?と聞かれれば、「フランス(パリ)」と答えるにはまだまだ未熟者だと思うけれど、
これからの出会いも大切にしながら、少しずつ好きなパリやフランスを通して感じること、知ることが
増えたらとても嬉しいと思う。
自己満足だけれど、パリのお陰もあり自分の人生は豊かになっていると思うし、そんな毎日を大切に
積み重ねたいと思うから。最後におまけの日本
先日、家の前にいてちょっとカモ~ンなご様子

また太ったのかな?と失礼なことを感じつつ、少し後をついていくと、なんと若そうな彼氏登場

が、あまり彼に相手にされてないような・・・。
頑張れ、ドラ! パリじゃ大人の女の方がモテモテなんだから大人の魅力を見せたれっ


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