
パリの傘屋さん"SIMON"
パリに暮らしてちょっと驚いたことの一つが、パリっ子達はあまり長傘を
持っていない、ということ
持っていても折り畳みが主流で、もっと言えば多少の雨なら
傘などささずに濡れる
最初は、どうして傘を持たないの・・・?と疑問でしたが、空気が乾燥
しているので、濡れてもわりとすぐ乾くし、梅雨のように一日中振り続ける
ことは少ないので、ちょっと雨宿りしていれば止むと
が、雨の多い地方・新潟生まれの私は長傘好き
パリでは気になる3軒の傘屋さんを覗いては、うっとりしてます。
その3軒中、一番気楽に入りやすいと感じるのがリュクセンブルグ公園
近くの"Simon"(シモン)
1897年に創業した傘専門です。
看板もカワイイ
東京で使っているシャンタル・トーマスの魔女傘、
アレはお出かけにはイイのですが、普段の買い物などには持ち手が球形で
どこにもかけらないので、ちょっと不便。
適当に買った普段使いの1本をデストロイヤーの私はあっとう間にダメに
してしまったので、今回新調することに。
あまり広くはない店内には雨傘、日傘、ステッキがびっしり

お店の方にあれこれ自分の好みや探しているイメージを伝えながら
沢山の傘から1本を選びます
ちょうど私がお店に入った頃、とても混雑していて、プレゼントを探すマダム、
透明なビニール傘が欲しい、でも安っぽいのはイヤよ
と言うマダム、
フリルたっぷりの折り畳みが欲しいというマドモアゼル、そして私、後ろには
スーツを着たムッシューが
ようやく私の番になり、「右上の赤に黒レースの傘を見せてください」と。
パン!と広げてもらった傘に、インパクト大
と思っていると、後ろから
「下品だな」と・・・。
誰よ、失礼ね~、私のセンスに文句あるの?と振り返ったら、夫だった
(あれ?外にいると思っていた
)
下品なのかセクシーなのかと、夫婦喧嘩になりそうな空気を察したのか?
お店の方が、
「まだお店に出してなかったけど、今朝届いたばかりの傘があるから」と。
それがコレ。
好きかも
持ち手に黒リボンも。
(写真写りが安っぽいのですが・・・)
しかも偶然、この傘もシャンタル・トーマス
ほんのりピンクは、雨の日の外出も気分が明るくなりそう!?
「これにします」と即決&夫婦喧嘩回避。
日本のコンビニでは500円で傘が買えるし、フランスでも安価なものが出回り
本来は本当に良いものを修理しつつ大切に長く使っていくという
フランスの伝統が崩れてきているそう。
傘職人さんが手作業で作る本物の傘は、絹布で縦糸に5-6本使い、
骨組みも贅沢にしっかり作られ、身長や体型に合わせて、大きさ、色、
形もオーダーできるのだそう
いつかはそんな傘を持てたらいいな~
(デストロイヤーには無理・・・)
おまけのパリ
フランスには年中美味しいキノコもあるのですが、夏のキノコと言えば
"girolle"(ジロール茸)
6月から9月が旬と言われるこのジロール茸、今は小ぶりなものが特に
美味しい時期です。
和名では「アンズタケ」で、アンズのような色と香りが特徴です。
という訳で、軽めの赤ワイン"Morgon”と一緒にいただきました。
コリコリの歯ごたえと、いい香り
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<INFO>
Simon
56, bd St-Michel 75006 Paris
01 43 54 12 04
http://www.parapluies-simon.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
持っていない、ということ

持っていても折り畳みが主流で、もっと言えば多少の雨なら
傘などささずに濡れる

最初は、どうして傘を持たないの・・・?と疑問でしたが、空気が乾燥
しているので、濡れてもわりとすぐ乾くし、梅雨のように一日中振り続ける
ことは少ないので、ちょっと雨宿りしていれば止むと

が、雨の多い地方・新潟生まれの私は長傘好き

パリでは気になる3軒の傘屋さんを覗いては、うっとりしてます。
その3軒中、一番気楽に入りやすいと感じるのがリュクセンブルグ公園
近くの"Simon"(シモン)

1897年に創業した傘専門です。
看板もカワイイ

東京で使っているシャンタル・トーマスの魔女傘、
アレはお出かけにはイイのですが、普段の買い物などには持ち手が球形で
どこにもかけらないので、ちょっと不便。
適当に買った普段使いの1本をデストロイヤーの私はあっとう間にダメに
してしまったので、今回新調することに。
あまり広くはない店内には雨傘、日傘、ステッキがびっしり


お店の方にあれこれ自分の好みや探しているイメージを伝えながら
沢山の傘から1本を選びます

ちょうど私がお店に入った頃、とても混雑していて、プレゼントを探すマダム、
透明なビニール傘が欲しい、でも安っぽいのはイヤよ

フリルたっぷりの折り畳みが欲しいというマドモアゼル、そして私、後ろには
スーツを着たムッシューが

ようやく私の番になり、「右上の赤に黒レースの傘を見せてください」と。
パン!と広げてもらった傘に、インパクト大

「下品だな」と・・・。
誰よ、失礼ね~、私のセンスに文句あるの?と振り返ったら、夫だった

(あれ?外にいると思っていた

下品なのかセクシーなのかと、夫婦喧嘩になりそうな空気を察したのか?
お店の方が、
「まだお店に出してなかったけど、今朝届いたばかりの傘があるから」と。
それがコレ。
好きかも

持ち手に黒リボンも。
(写真写りが安っぽいのですが・・・)
しかも偶然、この傘もシャンタル・トーマス

ほんのりピンクは、雨の日の外出も気分が明るくなりそう!?
「これにします」と即決&夫婦喧嘩回避。
日本のコンビニでは500円で傘が買えるし、フランスでも安価なものが出回り
本来は本当に良いものを修理しつつ大切に長く使っていくという
フランスの伝統が崩れてきているそう。
傘職人さんが手作業で作る本物の傘は、絹布で縦糸に5-6本使い、
骨組みも贅沢にしっかり作られ、身長や体型に合わせて、大きさ、色、
形もオーダーできるのだそう

いつかはそんな傘を持てたらいいな~

(デストロイヤーには無理・・・)


"girolle"(ジロール茸)

6月から9月が旬と言われるこのジロール茸、今は小ぶりなものが特に
美味しい時期です。
和名では「アンズタケ」で、アンズのような色と香りが特徴です。
という訳で、軽めの赤ワイン"Morgon”と一緒にいただきました。
コリコリの歯ごたえと、いい香り

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<INFO>
Simon
56, bd St-Michel 75006 Paris
http://www.parapluies-simon.com/
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