Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

"MAZET"(マゼ)のプラズリン

たまに近所の"Le Bonbon au Palais"やBHVなど買っていた"MAZET"(マゼ)
のプラズリン(プラリーヌ)

今年新たにマレに登場した路面店前を通りかかったので入ってみました。

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このお店は、パリから120キロ離れたMontargis(モンタルジー)という街にある
17世紀からある老舗名店

フランス語で「プラリーヌ」は、アーモンドを煎ってカラメルコーティングした砂糖菓子。
シンプルで素朴なお菓子ですが、そのシンプルさゆえに食べ飽きないというか
食べ始めるとなかなか手が止まりません。

(店内には試食用がたっぷり。あれこれ食べ比べ可能↓)

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以前からちょっと気になっていたのは、このお菓子の呼び方が
プラリネ、プラリーヌ、プラズリンなどとお店によって色々なこと

ちょっと調べてみると、
「プラリネは17世紀フランスの貴族・外交官・軍人のプラズリン伯爵の
料理人のクレマン・ラサーニュによって 考案されたもので、
プラズランに因んで Prasline と名づけられたものが転じて Praline 。

日本で一般的になったプラリネという読みはドイツ語読み、英語はプラーリン、
またはプレイリン、フランス語はプラリーヌ。」

なんだ、みんな同じか・・・

(店内はチョコレートやマカロンも充実↓)

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そして1903年にレオン・マゼ(Leon Mazet)氏がレシピを買い取り、伯爵に敬意を
表して「プラズリン」という名前をつけたのだそう
そのレシピで変わらずに今も受け継がれている伝統の味。

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という訳で、定番のもの(左)と塩キャメル味(右)の2種類を買いました。

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アーモンドをチョコレートコーティングしたチョコレートやプラリーヌの入った
マカロンなどプラリーヌ以外にも美味しいものは色々。

買ったプラリーヌの中には、代表的商品の説明書きも入ってました。

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そして店内は明るく広々で商品もとても見やすくなってます

各種詰め合わせなレトロな缶のデザインもカワイイMAZET。
次回はお土産に日本に持って帰ろうと思います

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という訳で帰宅後、実食

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やっぱりやめられない、止まらない


おまけのパリ

パリ出発前日、私の胃腸を襲った主犯格はたぶんキノコ。
キノコは怖い

そんな記憶も新しい中、Mazetの近くの店頭で可愛いパリジェンヌ達が
「セ・ミニョン(かわいい!)」と眺めていたのは、チョコレートキノコ。

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胃腸炎の原因かも・・・と思うと一緒に「ホントにミニョンね!」なんてまだ言えない
毒キノコに見えるね、と言いそうになった。

ところでキノコ好きのフランス人、パリでもキノコにあたる人は多いらしい。
素人が森で採ったキノコが多いらしいけれど

で、そんなキノコはフランスでは薬局に持っていくと食べれるものか否か
調べてくれるのだそう。

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キノコの美味しい季節ですが、もうしばらく我慢しようと思う
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<INFO>
La Maison de la Prasline Mazet
(ラ・メゾン・ドゥ・ラ・プラズリン・マゼ)
37 rue des Archives 75004 Paris
http://www.mazetconfiseur.com/index.php/les-confiseries-mazet.html
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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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