
STELLA MARIS (ステラ・マリス)☆
この時期は家に友達を招いたり、招かれたり、そして外食も続くシーズン。
そんな中、久しぶりに夫と二人のディネ
伺ったのは、これまで一度も行ったことがなかった日本人シェフ
吉野建さんの"Restaurant STELLA MARIS (ステラ・マリス)"
吉野シェフのお店は日本にもいくつかあるので、なんとなくいつでも
行けるような気もして訪れることがなかったのですが、今回お邪魔して
新鮮な驚きと感動がありました
まずはシャンパンで乾杯
お話上手でスマートな日本人ソムリエの方に勧めていただいたのは、
初めていただいたシャンパンでしたが、わりとしっかりボディ。
冬っぽいシャンパンだな~な印象
テーブルに飾られた水玉カボチャは、草間弥生さん?
ガラスのツリーなどもカワイイな~と思いながらグジェール片手に
メニュー拝見
今回はアラカルトメニューでワインはお料理に合わせていただくことに
しました
という訳でまずは、アミューズ。
蟹肉と甲殻類のジュレの上にカリフラワーのムース。
2品目、トピナンブールの一口ヴルテは、熱々
前菜は、こちらが「季節の野菜とカリカリのラングスティーヌ」
温野菜が美味しい
そしてラングスティーヌは春巻きの皮のようなもので包んであってパリパリ。
とても立派な大きさにもびっくり
ゲヴェルを合わせていただきました
「マグロのミルフイユ」
マグロはマリネされていて、茄子と一緒にミルフイユ状に。
タップナードが効いてます
このお皿にサンセールの赤ワインを選んだソムリエ、さすが
というのも、マグロと一緒にアニスを食べた時、口に広がるフレッシュな
このハーブがワインの中に入っていて、ボン・マリアージュ
メインは、私は"La Tourte de Gibier"というものに。
ジビエはジビエでもとても食べやすいジビエ料理。
お肉は鹿、青首鴨、雉(だったかな?)。
そこにフォアグラ、それをグルっとパイで包んで焼き上げたもの
それに赤ワインの効いた濃厚ソースを。
これぞ、フレンチ!な美味しさは、最近はソース無し、少量多皿で軽めの
お料理が増えていることもあり、逆にとても新鮮に感じました
もちろん、美味しいっ

数口食べて、ん?胡椒の粒かな?と思ったら、さすがジビエ、散弾銃の破片が
これ、出るとラッキーらしいです。
こんなところでまた運を使っているような
何かいいことが起こる前ぶれだと信じよう・・・。
ワインは、しっかりサンテミリオンの赤ワイン
そして味覚はフランス人?アメリカ人?な夫が選んだのは、ジビエの女王様の
ような、こちら
Le lievre a la Royale
リエーヴル(野兎)でございます。
普通の兎(ラパン)と違い、かなり通向けのジビエ
7年前の初リエーヴル体験があまりに臭かったので、なかなか私は食べる気に
なれないものの、ジビエ好きの夫が
「これは、今まで食べたらものより格別に旨い
」
と大絶賛するので、騙されたつもりで私もちょっと食べてみました。
ホントだっ

臭いは臭いけど、イヤな臭さではなく、野趣溢れる香りは上質の赤ワイン
みたい
じっくり煮込まれた肉はギュっとしまってマッチョな筋肉質。
フォアグラを巻き込んで、パイ焼きに。
ソースにはチョコレートの香り
一口食べて赤ワインを流し込むと、最高に美味しかったです
グリオットのアヴァン・デセールをいただきながら、伺ったお話。
2000年に行われたフランスのClub du Lievre a la Royaleが選ぶ
ベストレストランに三ツ星タイユヴァンを大差で破って見事一位に
選ばれたのが、こちらのステラ・マリスのLe lievre a la Royale
以来、リエーヴル好きフランス人の間での評判を決定づけることに。
一ヶ月半と狩猟期間が短いリエーヴル。
この一皿のためにわざわざこの時期にパリまで食べにくるグルマンも
多いのだそうです
そしてデセール登場
先日の私が作ったオレンジスフレとは当然ながらテクスチャーが全然違う
そういえば、私は粉糖もかけわすれていたことを今更思い出して落ち込む
うーん、どうしたらこんなにふんわり美味しくなるのか・・・
グランマニエールもたっぷり効いてる
こちはらクイニーアマン
ブルターニュ地方の伝統菓子ですが、とても上品に、そして軽めの仕上がり。
青リンゴとシードルのソルベ添え。
最後にカフェをいただきながらリラックス
この日も20時を過ぎてしばらくするとレストランは満席。
日本人のお客様が多いのかと思いきやフランス人はじめ、諸外国からの
お客様も多く、インターナショナルな雰囲気
吉野シェフ自身は日本にいらっしゃることが多いようですが、ここを
任された日本人シェフの方がしっかりその料理を忠実に継承しているよう。
ブレない伝統フランス料理という印象で、でもそれが時代に逆らって
重すぎたり、塩辛すぎたりすることはなく、しっかりしているけれど
食べやすく、鮮やかな美味しさが印象に残るレストランでした
是非またお邪魔したいと思います
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<INFO>
Restaurant STELLAMARIS Paris
4 Rue Arsene Houssaye 75008 Paris
01 42 89 16 22
http://www.stellamaris-paris.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな中、久しぶりに夫と二人のディネ

伺ったのは、これまで一度も行ったことがなかった日本人シェフ
吉野建さんの"Restaurant STELLA MARIS (ステラ・マリス)"

吉野シェフのお店は日本にもいくつかあるので、なんとなくいつでも
行けるような気もして訪れることがなかったのですが、今回お邪魔して
新鮮な驚きと感動がありました

まずはシャンパンで乾杯

お話上手でスマートな日本人ソムリエの方に勧めていただいたのは、
初めていただいたシャンパンでしたが、わりとしっかりボディ。
冬っぽいシャンパンだな~な印象

テーブルに飾られた水玉カボチャは、草間弥生さん?
ガラスのツリーなどもカワイイな~と思いながらグジェール片手に
メニュー拝見

今回はアラカルトメニューでワインはお料理に合わせていただくことに
しました

という訳でまずは、アミューズ。
蟹肉と甲殻類のジュレの上にカリフラワーのムース。
2品目、トピナンブールの一口ヴルテは、熱々

前菜は、こちらが「季節の野菜とカリカリのラングスティーヌ」
温野菜が美味しい

そしてラングスティーヌは春巻きの皮のようなもので包んであってパリパリ。
とても立派な大きさにもびっくり

ゲヴェルを合わせていただきました

「マグロのミルフイユ」
マグロはマリネされていて、茄子と一緒にミルフイユ状に。
タップナードが効いてます

このお皿にサンセールの赤ワインを選んだソムリエ、さすが

というのも、マグロと一緒にアニスを食べた時、口に広がるフレッシュな
このハーブがワインの中に入っていて、ボン・マリアージュ

メインは、私は"La Tourte de Gibier"というものに。
ジビエはジビエでもとても食べやすいジビエ料理。
お肉は鹿、青首鴨、雉(だったかな?)。
そこにフォアグラ、それをグルっとパイで包んで焼き上げたもの

それに赤ワインの効いた濃厚ソースを。
これぞ、フレンチ!な美味しさは、最近はソース無し、少量多皿で軽めの
お料理が増えていることもあり、逆にとても新鮮に感じました

もちろん、美味しいっ


数口食べて、ん?胡椒の粒かな?と思ったら、さすがジビエ、散弾銃の破片が

これ、出るとラッキーらしいです。
こんなところでまた運を使っているような

何かいいことが起こる前ぶれだと信じよう・・・。
ワインは、しっかりサンテミリオンの赤ワイン

そして味覚はフランス人?アメリカ人?な夫が選んだのは、ジビエの女王様の
ような、こちら

Le lievre a la Royale

リエーヴル(野兎)でございます。
普通の兎(ラパン)と違い、かなり通向けのジビエ

7年前の初リエーヴル体験があまりに臭かったので、なかなか私は食べる気に
なれないものの、ジビエ好きの夫が
「これは、今まで食べたらものより格別に旨い

と大絶賛するので、騙されたつもりで私もちょっと食べてみました。
ホントだっ


臭いは臭いけど、イヤな臭さではなく、野趣溢れる香りは上質の赤ワイン
みたい

じっくり煮込まれた肉はギュっとしまってマッチョな筋肉質。
フォアグラを巻き込んで、パイ焼きに。
ソースにはチョコレートの香り

一口食べて赤ワインを流し込むと、最高に美味しかったです

グリオットのアヴァン・デセールをいただきながら、伺ったお話。
2000年に行われたフランスのClub du Lievre a la Royaleが選ぶ
ベストレストランに三ツ星タイユヴァンを大差で破って見事一位に
選ばれたのが、こちらのステラ・マリスのLe lievre a la Royale

以来、リエーヴル好きフランス人の間での評判を決定づけることに。
一ヶ月半と狩猟期間が短いリエーヴル。
この一皿のためにわざわざこの時期にパリまで食べにくるグルマンも
多いのだそうです

そしてデセール登場

先日の私が作ったオレンジスフレとは当然ながらテクスチャーが全然違う

そういえば、私は粉糖もかけわすれていたことを今更思い出して落ち込む

うーん、どうしたらこんなにふんわり美味しくなるのか・・・
グランマニエールもたっぷり効いてる

こちはらクイニーアマン

ブルターニュ地方の伝統菓子ですが、とても上品に、そして軽めの仕上がり。
青リンゴとシードルのソルベ添え。
最後にカフェをいただきながらリラックス

この日も20時を過ぎてしばらくするとレストランは満席。
日本人のお客様が多いのかと思いきやフランス人はじめ、諸外国からの
お客様も多く、インターナショナルな雰囲気

吉野シェフ自身は日本にいらっしゃることが多いようですが、ここを
任された日本人シェフの方がしっかりその料理を忠実に継承しているよう。
ブレない伝統フランス料理という印象で、でもそれが時代に逆らって
重すぎたり、塩辛すぎたりすることはなく、しっかりしているけれど
食べやすく、鮮やかな美味しさが印象に残るレストランでした

是非またお邪魔したいと思います

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<INFO>
Restaurant STELLAMARIS Paris
4 Rue Arsene Houssaye 75008 Paris
01 42 89 16 22
http://www.stellamaris-paris.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ARCHIVE
MONTHLY
BRAND SPECIAL
Ranking