Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

"Paris Haute-Couture" パリ・オートクチュール展

雪の降った日、この天気なら会場は空いてるかも

と思って出かけたのが、3月2日からL'Hotel de Ville(パリ市庁舎)で
開催中の"Paris Haute-Couture"(パリ オート・クチュール展)

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やっぱり行列無し

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ゆっくり見れそう
と思って会場に入ったものの、中は思ったより大勢の人。

まだ駆け出しのモデルらしき12頭身のマドモアゼルや
大ぶりのアクセサリーをした上品マダムたちが興味深そうに
鑑賞する姿が。

会場はこんな感じ
(画像借用)

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パリのオート・クチュールの歴史150年を約100点のドレス、
デッサンを展示し、ビデオ上映などで紹介するという無料の
展覧会

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館内撮影禁止だったのですが、いくつかも好きな作品があったので
記念本を買いました
(以下の画像は記念本から抜粋)

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オート・クチュール発祥の地・パリ

現在のようなデフィレ(ファッションショー)で、洋服を見せる方法を
考えたのは、ナポレオン3世の時代のCharles Frederick Worth
(イギリス人)という人だそう

1900年頃の制作現場はこんな様子。

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ランバン初期のタグ。

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そして現在もシャネル、ディオール、ランバンといったメゾンが
年2回華麗な世界を展開するパリ・オート・クチュール

1着を作るのに600~800時間かかることもあるというから
驚きます

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そんな洋服は今まで着たこともなく、これからも着る機会は
ないのだろうけど、それでも見たいと思って実際見て感じるのは
アートな美しさ

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時代に関係なく、個人的にはレースがやっぱり好きだと思ったり、

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とにかく楽しいのは、ディテールを見ること

袖や襟のカタチ、背中の開き具合やヒップ&ウエストライン。
リボン、ファスナーの処理やボタンのデザインなど。

そのほんの一部が普段の洋服選びにちょっとした参考になったり。

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オート・クチュールは全盛期に比べると、その仕事ができる
クチュリエ(御針子さん)も顧客もだいぶ減ったそうですが
パリの美しい文化として、これからもずっと残って欲しいな~
と思いました

おまけのノルマンディー

ちょっと寂しそうな後ろ姿

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ノルマンディー旅行中、なかなか猫を見かけませんでした。

やっぱり寒いから猫は家の中?と思っていた時にCambremer村の
広場で出会った猫

人は簡単に信用ませんよ的なちょっと鋭い目つきと俊敏な動き。
野良ネコちゃんかも

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いい飼い主さんに出会えますように
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<INFO>
Paris Haute-Couture展
*2013年7月6日迄
Hotel de Ville 4 rue de Labau 75004 Paris
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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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