
Roland Petit(ローラン・プティ)三昧
今年初のオペラ・ガルニエ宮
バレエ"Roland Petit"(ローラン・プティ)を鑑賞に行ってきました。
と、その前にいつものようにブティックを眺めていると、劇場内で
使われている椅子を売っていました。
デザインによりますが1脚2000-2300€くらい。
寝室にいかが?なバレリーナのライト
ところで今回のバレエは、フランス人振付家Poland Petit(ローラン・プティ)
の3作品。
その素敵なキャストとカーテンコールの模様を
"Le Rendez-Vous"
ひょんなことから死に直面した若者は運命の神(死神)に
理想の女性に巡り合うまで猶予を欲しいと嘆願する。
理想の女性で「世界一美しい娘」という役をを演じたバレリーナは、
数年前から私の気になるダンサーの一人"Alice Renavand"
ちょっとエキゾチックな雰囲気が他のダンサーにはない魅力。
バレエ団の中でも一際頭と顔が小さい!
このバレエは、最後に若者がミステリアスな女性に喉を
鋭いナイフで切られて終わる
続いて"Le Loup"
これは、狼男を演じる"Stephane Bullion"がハマり役
牙をむきだしワイルドな魅力全開でした
悲しい性の狼男、そんな男を好きになってしまった若い一人の女性。
結局村人たちに狼男は殺され、刺される彼をかばって彼女も死んで終わる
個人的には、この日のバレエはこの"Le Loup"が一番印象的でした。
最後は、"Carmen"
ビゼーのオペラの楽曲を使ったバレエ版「カルメン」。
安定感抜群のコンビという感じのドン・ホセ役の"Nicolas le Riche"と
カルメン役の"Eleonora Abbagnato"
オペラで観る主人公ドン・ホセは、どちらかいうとちょっとブレやすい
優男なイメージなのですが、ニコレ・ル・リッシュが演じるホセは、
華があり過ぎて?威風堂々オーラがカッコ良すぎるよーな感じでした。
バレエは美しい方がより良いと思うので、オペラと違っていいけれど
現在のパリオペラ座バレエのキング的存在のニコラのファンはやはり
とても多い感じで、この日の公演では明らかに一番大きい拍手とブラボー
の声が飛び交いました
こちらも最後はカルメンがホセに殺されて終わる
今回の3作品のキーワードは「死」
予期せぬ死、覚悟の死、破滅の死とそれは三者三様でした。
毎回バレエ鑑賞する度にダンサーの細く強くしなやかな体に憧れ、
帰りはすっかり自分もダンサー気分で姿勢よく闊歩。
でも姿勢よく歩き続けるって結構疲れる
すぐに元に姿勢に・・・。おまけのパリ
小さくて可愛い

もう少したら友人夫婦の女の子が満一歳を迎えるので
そのバースデープレゼントに可愛い靴を検討中。
将来は靴フェチになりますように

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