
パリ6区のARNAUD LARHER(アルノー・ラエール)
昨年パリ6区にも店舗ができた"ARNAUD LARHER"
(アルノー・ラエール)は、お散歩コース
という訳で最近すっかりこのお店のケーキにハマってます
入口を入ってすぐの美しいケーキ達に目は釘付け
私のお気に入りは、"Monte Crist"(モンテ・クリスト)。
そもそもデュマ(Alexandre Dumas pere)好きなので、ネーミングから
惹かれたケーキ
あれ?無いかいも
マカロンも色々。
でもまだこのお店のマカロンは食べたことがありません。
という訳で今回選んだのは~、
一瞬無い?と焦った"Monte Crist"(モンテ・クリスト)。
チョコレートの甘味と苦味、ラズベリーの酸味のバランスが絶妙な
ケーキなのです
これば"Millefuilles Vanille"(ミルフィーユ・バニラ)。
バニラのこっくりしたテクスチャーと厚焼きサクサクの生地が美味しくマッチ
フロマージュ・ブランに生クリーム、更にメレンゲでふわふわにした
"Creme d'Ange"(クレーム・ダンジュ)は大好き
でもこちらのお店のものは、今回初めて
見慣れているガーゼに包まれているものではなく、カマンベールチーズ
のような木箱の入れ物がユニーク。
クレーム・ダンジュの定番はフランボワーズソース。
でもこちらは、ゼリー状のラズベリー&イチジク
上はしっとり&サクっとしたビスケット生地が乗り、ふわっと甘酸っぱい
美味しさがお口に広がりました。
こちらもなかなかユニークな"Pause Vanille"(バニラで一息)という
名前のキャラメル味のクレームブリュレ。
その美味しさに心もとろける
最後に気になったのは1個だけ残っていたコレ
お店の人も、
「これは今日のラスト1個。その1個を取ったあなたはラッキーね!」
と。
"Kouing Amann"(クイニーアマン)です。
パティシエのアルノー・ラエール氏はブルターニュ出身。
ということは、ブルターニュの伝統菓子に思い入れは格別なはず。
不味い訳がない
ひっくり返しても見た目はやっぱり素朴。
でも、味は素朴ではない
私の中のクイニーアマン史に残る美味しさでした
食べ疲れない甘さに調整してある、その匙加減に感激です
ケーキは計算された酸味や苦味とのバランスが素晴らしく
全種類食べてみたい!な気持ちにおまけのパリ
雰囲気は賑やかな下町5区とは違う・・・
自然な光沢感が美しい本物ファーが似合う大先輩マダムたち。
パリはまだ寒いです。
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<INFO>
ARNAUD LARHER(アルノー・ラエール)
93 rue de Seine 75006
01 43 29 38 15
http://www.arnaud-larher.com/flash/
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