
パリ6区☆ANIMA(アニマ)
ここ数年パリでは相次いで本格的ピッツェリア(ピザ屋さん)がオープン☆
ピザ好き、イタリアン好きの私には嬉しい限り。
そんな新規オープンの美味しい話題店は右岸に多かったのですが、左岸の6区、しかも大好きなrue Cherche-Midi(シェルシェ・ミディ通り)に今年オープンしたのが“ANIMA”(アニマ)。
ここでピザを食べるなら!とピザ好きな友人夫妻と一緒にディネに出かけました。
それぞれカラフルなカクテルを手に、とりあえずは乾杯☆
ゴクッと一息ついたところで店内を見渡すと、なんとも左岸らしいモノトーンでまとめられたシックな店内。
テーブル席の他にオープンキッチンの前にはカウンター席があり、そこから見える大きなピザ窯もキラッと光ってなんだかクールだ♡
前菜が一気に登場。
この日、7種類くらいあった中から4人それぞれが気になる一品を選んで計4種。
もうすっかり他店との食べ比べが常になりつつあるヴィッテロ・トナート(仔牛のツナソースがけ)。
ツナクリームが軽めで滑らかクリーミー。
パリでも珍しくなくなってきたタコ料理。
柔らかくて旨っ!
トマトソースがすごくいい。
仔牛のタルタル。
プレゼンテーションは素っ気なくシンプルだけれど、お味はカジュアルなピッツェリアというよりレストラン級。
ラングスティーヌのタルタル。
ここまで食べて、それぞれの前菜の美味しさに一堂感激。
続くピザのへ期待が高まりました。
もちろんワインはイタリアの赤。
重すぎない、でも味わいのある余韻の長いワインでした。
(サルシッチャのピザ)
フランス人のピザシーンは、一人一枚。
たとえ家族でもシェアせず…な光景を目にすることが多く、この日もお隣りのテーブルのファミリーはそんな様子で食べていたけれど、生粋のジャポネ(?)な私たちはピザも前菜もシェア。
私達にとってはこのちょっとずつ色々が楽しく美味しく飽きない。
イタリア王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァに由来するナポリピザ「マルゲリータ」は外せないな〜♡
どのお店もあるシンプルピザだけに、ドゥ、トマト、チーズのクオリティが誤魔化せない。
マルゲリータなのにトマトソースが無かったのが意外でしたが、逆にさっぱりめでペロリ。
ブレザオラがたっぷりのピザ。
ブレザオラは、イタリアのロンバルディア州にあるヴァルテッリーナ地方が原産で、塩漬けの牛肉を赤ワインとハーブを使って熟成させたエアドライな感じの生ハムです。
ドルチェは熟成バルサミコ酢をかけたパンナコッタと最後まで美味しくいただきました。
それにしてもパトロールエリアにこんなに雰囲気も良いピザ屋さんができて嬉しい♬
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