
パリ6区☆Steam Bar
パリにて。
夫「久しぶりに飲茶とか食べたくない?」
K「いいね、食べたい。昔は13区のChine Massena(潮州城大酒楼)とかよく行ったよね。でもわざわざ中華街まで行く気にはなれないかな…」
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51755627.html )
夫「そう言うと思った。サン・ジェルマンに良さげなお店があるよ」
という訳でランチに出かけたのが、パリ6区にある飲茶専門店&バーの『Steam Bar』。
店名のままにバーなのでカウンター席があり、上には日本の焼酎などがズラリ。
その様子からバーらしく夜はガラっと雰囲気が変わりそうですが、ランチタイムの店内は明るく、続々と左岸風マダムがやってきてテーブル席へ。
こちらのお店の点心は、某ラグジュアリーホテルの中華レストランで点心師をされていた方が作っているのだそう。
湯気デザインなテーブルなど内装細部にもこだわりが感じられるお店。
肌寒く、ちょっと冷えた体を温めるべく、海老ラビオリにレモングラスの効いた“Marco Polo”というネーミングのスープをいただく。
そしてお目当てのヤムチャセット“Steam Bar Assortiment”がお出まし。
蒸籠を開けた途端、熱々の湯気。当然カメラ曇る…。
うわっ、カラフル☆
海老餃子やシュウマイなどオーセンティックなものに一捻り、アレンジを加えた点心たちは、季節のスペシャリテなども含めてカラフルオシャレ、ちょっとリッチな左岸スタイル。
そして最初のスープにあるようにメニューやそれぞれの点心(ravioli)につけられた名前がなんともユニーク。
例えば、Little Hanoi、Hong Kong Street、Lili Rouge、L'etoile Mysteriuse、Wan Chai、Princesse Pei Pei等々。
そんなネーミングも確認しつつ次の段は?その次の段は?と蒸籠を開けるのが楽しくなるセット。
綺麗なオレンジは、柿でした。
中はプリプリの海老。
おこわ
点心はやはりお茶で。
この日いただいた“ Coupe Marguerite D”というデザートも美味しく、ツボ♡でした。
濃厚アーモンドアイスに自家製ビスキュイ、そして濃密な黒胡麻ソース。
パトロールエリアなので今後もヤムチャ気分になったら伺います。
最後にどうでもいいことですが、地下にあるお手洗いまでの階段に昔々のクラブを思い出してしまいました。。
「明日クラブる?」
「いいね、クラぶろ」
なんて言ってたあの頃、若かったな…。
*****おまけの新潟*****
春の帰省@新潟で一番驚いたのは、あのB級グルメなバスセンターカレーの人気が益々加速、高まっていたこと。
ランチでもディナーでもない時間帯でも賑わい、
ほぼほぼ皆さん撮影。
朝一、開店時間に合わせて出かけた夫と弟もびっくり。
すでに行列。
でも非常に回転が早く、彼らもちょっと並んで食べることができたそう。
「あの色、辛さの奥に感じる甘味がいいね」「やっぱりレトルトとは違うんだよ!」と熱く語りながら帰ってきました。
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