パリ7区☆ Brasserie Thoumieux
オープンしたのはいつ頃だったか…?
随分前だと思いますが、すぐに評判となり、その噂は聞いていたもののそのうち行こうと思いながらこうして何年も経っていた(その間にシェフも変わってますが)、パリ7区にあるBrasserie Thoumieux(ブラッスリー・トゥミュー)へ。
その建物はブティックホテルで、2階にはミシュランで2つ星のガストロノミー・レストラン(Restaurant Sylvestre Wahid)、1階がブラッスリーになっています。
店内は想像していたより奥行きがあって広く、奥には早くも数組のグループがいらして賑やかな様子。
ここ最近私の中では密かなブラッスリーブーム?!
なので、ここも私が切望してやってきました。(さほど乗り気でない夫を連れて)
まずはアミューズ的に生牡蠣をオーダー。
ガリっ、ガリっ、ガリっ!
K「ちょっとちょっと、いきなり全部にそれしないでよ…」
夫「いーや、生牡蠣の食べ方はこれが俺としては一番だと思う」
と、夫がガリガリしたのは黒胡椒。
生牡蠣にはビネガーやレモンが定番ですが、彼は黒胡椒でいただき、酸味はその後グビっと飲む白ワインで補うという食べ方。
確かに牡蠣そのものの味がよりはっきり感じられ、種類違いの生牡蠣食べ比べなどをした際は特にその違いがわかりやすいようにも思います。
とは言え、私はエシャロット&ビネガーの酸味が大好き。
K「ビネガー汁だくでいただきます。で、黒パン&バターを食べると酸っぱくなった口の中がマイルドになる♡うま」
夫「俺はパンは要らない」
前菜は、自家製Pâté en croûte(パテ・アン・クルート)。
フランス伝統料理のパテ・アン・クルートは主にお肉やレバーなど食肉加工品をパイで包んだものですが、以前はそれほど好きでなかったのに、また大人の階段を昇ったのか?フランス舌になったのか?年々好きになってきました。
が、お店によってだいぶ味わいが違うので、当たりハズレも大きく感じてしまいます。
こちらのお店のものは、パテ部分、パイ部分いずれも塩がしっかりめで、サラダも含め全体的に私にはちょっとしょっぱく感じられました。
野生キノコ色々のポワレ。
メイン料理の帆立のローストにポワローネギのフォンデュ。
プーレ・ロティ(ロティサリーチキン)にはポテトグラン添え。
ガツンとチキンを食べたかった夫としては、想像よりも上品なスライスだった模様で余裕のペロリ。
夫「帰りにラーメン食えるかも?!」
K「それはない。そもそも帰り道にラーメン屋さんないよ…」
デセールは、濃厚ブラウニーだったと思う。
アラカルトで食べ、皿数も好きないのに「だったと思う」とは情けない限りですが、この日はいつもよりペース早くワインが進んでしまい酔いました…。
気がつけば広い店内はほぼ満席。
場所柄含めホテルに併設されていることもあるせいか相変わらずの人気店の様子でした。
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