パリ7区☆Au Babylone
その先のちょっとオシャレで美味しいカフェレストラン「MARCEL」(マルセル)を目指して来たのだけれど、手前にあるお店につい入ってしまった...!
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/7-marcel.html)
昔からその場所にある古い趣きのあるお店は、なんとなくずっと気になっていたのです。
つい入ってしまった理由は、目の前を歩いていた、いかにも地元っ子と思しきマダムやムッシュたちが連れ立ってこのお店に入って行く様子を見たから。
店内には、クラシックな赤白のテーブルクロスの上に紙のクロスが敷かれたThe 食堂な雰囲気。
「ボンジュ〜」と迎えてくれた店主らしきムッシュの笑顔は優しく、心和む。
13時近くになると益々お客さんは増えたものの年齢層高め?!
お店の人との会話を聞いていると、長年通うご近所業連さんの様子。
前菜にTerrine de campagne(テリーヌ・ドゥ・カンパーニュ)。
パリに戻ったらまずは食べたくなるものの一つpâté de campagne(パテ・ドゥ・カンパーニュ)。
常々ちょっと疑問に思っていたテリーヌとパテの違いですが、本来は、皮で包まれているものがパテ、テリーヌ型で成形した皮なしのものが「テリーヌ」。
しかし現在はパテとテリーヌの線引きは曖昧で呼び方は作り手次第と。
なみなみと注がれたグラスワインは、軽めのメルロー。
仔牛のロティ&お芋のピュレに良く合いました。
ワインもお料理もこの界隈のお店と比較すると大変リーズナブルなお値段。
一度しか旅したことがないフランス南西部の街Toulouse(トゥールーズ)にもまたいつか!と思いながらいただく。
街の建物がピンク色のテラコッタで作られているため、夕日に照らされると街全体が柔らかいピンク色に輝いてとても美しいトゥールーズは、La Ville Rose(ラ・ヴィル・ローズ=ピンクの街)と呼ばれています。
その美しさに魅了され、旅行日程を急遽延泊した思い出深い街。
なんて思い出していると、お店のマダムが、
「マスタード入ります?あった方が美味しいですよ」と。
確かにマスタードを添えた方が味が締まり、もっと美味しくなりました。
なんてことはないフランスの昔ながらの家庭料理でしたが、ホッと感じる=パリにただいま!なデジュネを満喫しました。
*****プチッとパリ*****
実際のカラーが上手く写りませんでしたが、エッフェル塔のトップが赤、緑、ゴールドのクリスマスカラーに輝いていました☆
今シーズンは久しぶりにエッフェル塔の麓のQuai Jacques Chiracでクリスマスマーケットも開催されたのでその関連かな?!
クリスマスは、ちょっと前のことなのに、もうだいぶ前のことにも思える...。
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