パリ7区☆Gosselin Saint Germain
Musée d'Orsay(オルセー美術館)の常設展・彫刻コーナーをぶらり。
毎年「年間パスポート」を更新していることもあり、この美術館には一番足を運んでます。
特別展目当てでなく常設展を繰り返し観る面白さも実感。
そもそも忘れっぽい…ということもあるけれど、訪れるたびに気づくこと、興味を惹かれることも色々。
その肌質も含め美しい顔、優美なボディラインにに見惚れたのは、フランス人画家で彫刻家のJean-Léon Gérôme(ジャン=レオン・ジェローム)の作品。
タイトルは、“Tanagra”(タナグラ)。
「タナグラ」って何??
しかも左手に載せてる人形も気になる、なんともユニークな造り。
“Tanagra”(タナグラ)について調べてみるとざっくり2つの意味がありました。
①紀元前5~前3世紀に栄えた古代ギリシアの都市。ギリシア中東部のボイオチア地方にあり、アソポス川に沿った都市。
②古代ギリシア都市「タナグラ」からから出土したギリシア末期の素焼人形。
ヘレニズム時代の風俗人形が多く、高さ6〜25センチで明るい彩色がほどこされ、ほとんどは女性像。
タナグラはブルー系で着色されることも多いそうで、サイズからしてもこの手のひらに載っているのがタナグラ。
ジャン=レオン・ジェローム(1824〜1904)はタナグラに影響された作品をいくつか製作していることを知りました。
買い物からの帰り道にオルセーにちょっとだけ立ち寄るつもりだったのに気がつけばもうお昼、帰らないと!でも帰宅後に支度する時間もない?!
そんな時はやはりパン屋さんが頼り。
オルセー美術館からの帰り道にあるブーランジュリ&パティスリーの“Gosselin”(ゴスラン)サンジェルマン店。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51760299.html )
道を挟んで反対側のお店は長く精肉店でしたが、“Gosselin”(ゴスラン)のエピスリーになりました。
腹ペコ状態なこともあり、あれこれそそられまくる…!
クロックムッシュ、各種サンドイッチ&キッシュ、ホットドッグ、サラダなどちょうどランチ時間だったので豊富に並び、続々とお客さんがやってきました。
もちろんヴィエノワズリも。
ケーキ、チョコレートなどスイーツの誘惑♡
この日デジュネ用に選んだのはフーガスの生地を使ったピザパン。
帰宅後にオーブンで温め直すとパンはふかふか、チーズとろとろ&香りも立ち、美味しそうになりました。
ツナ&トマトのキッシュ。
東京生活中はなかなか食べないけれどパリではよく食べるキッシュ。
ギュギュッとツナが詰まってました。
それに軽めのテーブルワインですが、グラス1杯のワインを添えてそこそこ満足してしまったクイックランチ。
すっかり気持ちがリラ〜ックス。
午後も頑張ろ!な気持ちになれる1杯。
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