パリ7区☆La Sablaise(ラ・サブレーズ)
☆パリブログ☆
暮らすアパルトマンから近いRue Cler(クレール通り)は、エッフェル塔のあるシャン・ド・マルス公園からも近いこともあって観光スポットしても有名ですが、暮らすにあたり大助かりなグルメストリートです。
歩行者天国な石畳みの通りの両サイドに、お肉、お魚、野菜・果物などの生鮮食品店はじめ、パン、お菓子、紅茶、オリーブオイル、蜂蜜、チョコレート、チーズ、ワイン、お花などの専門店が軒を連ね、美味しいものが何でも揃う感。しかもいずれも名店。
この界隈は官公庁が多く、昔からのブルジョアなエリアということもあり、治安、雰囲気の良さが漂っています。
それでいて庶民的、お店の方は気さくで明るく、親切丁寧なので買い物をしていてとても気持ちが良いです。
この感じは、私の中では東京の広尾商店街にちょっと通じるな〜と日頃感じてます。
さて、そんなクレール通りで、頻繁に買い物をするようになったのが、魚屋さんの『La Sablaise』(ラ・サブレーズ)。
そのクオリティは、かなりのハイレベル!!
お陰ですっかり最近の魚調達はマルシェではなく、このお店になりました。
店先には、お惣菜が色々なので時間がない時のランチや手抜きご飯にも大助かり。
というのも、こちらのお店はレストランも併設しており、その片鱗を感じさせる美味しいお惣菜なのです。
それについてはまたの機会に(^_-)
そして奥行きのある店内には、鮮魚がズラリ。
スーパーやマルシェ、そして通りかがりの魚屋さんなど、その都度ちょっとチェックしていますが、このお店の魚は見るからに綺麗で美しく美味しそうなものが多く、そそられる。
その様子を前に「今夜は何食べよう?」と食欲&想像力を刺激されまくり。
この日買ったのは、魚屋さんムッシュの手づかみで2回分の量の小さなイカ。
お店では「下処理しましょうか?」と聞いてくれますが、「いいえ、結構。大丈夫です」な即答。
面倒臭いあれこれもパリにいるとなぜか「うちでやってみよう!」な気持ちになるから不思議。(東京じゃならない…)
小さいくせにしっかり甲があるよね〜、マーブル柄のネイルみたい?!などと感心しながらの下処理は案外楽しくて。
夫「遅い!いつまで時間かけてんの〜。もうそこどいて!あとは俺がやる」
K「・・・。」
パスタ料理は、夫の得意分野ということで任せることにします。
そのかわりにイタリアン気分を盛り上げるべく耳元で歌ってあげましょ。
K「ボッポヤンボヤ、フリクリ、フニクラ〜〜〜っ♬」
夫「うるさい。邪魔です」
K「じゃ日本語で。穿こう、穿こう、鬼のパ〜ンツ♬ あなたも、あなたも、あなたも、あなたも〜、みんなで穿こう鬼のパンツ♬」
K「ナポリ・カンツォーネ“Funiculì Funiculà”(フニクリフニクラ)がキッズソング“鬼のパンツ”って面白い替え歌になってるの知ってる?」
夫「え、、知らない」
パンツネタといえば、最近はイギリスの人気オーディション番組「Britain Got Talent」で活躍された、お笑い芸人のとにかく明るい安村さん。
我が家でもすっかりネタになっている「Don't worry, I'm wearing!」
閑話休題。
パスタはリングイネを使用し、小さいのにイカ墨もたっぷりだったイカ墨パスタの完成。
そのイカ墨がやはりとてもフレッシュで、素晴らしく美味しい墨!と大満足でした。
グルメストリートなクレール通りのあれこれは、今後もちょこちょこアップしたいと思います。
*****おまけのTYO*****
イカの甲をヒントに1本マーブルデザインを入れてのネイルチェンジ。
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