パリ7区☆Le Violon d'Ingresの冬メニュー
本格的な春到来の前に、春メニューにシフトする前に!と出かけたのは、大好きなフレンチレストラン『Le Violon d'Ingres』(ル・ヴィオロン・ダングル)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/7le-violon-dingres-1.html )
いつも通りアミューズを摘みながら、じっくりとメニュー選び。
コース1本のレストランが増加傾向(?)な中、個人的にはどんどんアラカルトメニューが好きになってます。
メニューを自分の好きなように組み立てるのが楽しいから☆
ちょっと前菜選びに迷っていると、これまた嬉しいオーナーからのサービスで、シャンパン&フォアグラの一皿。
パリの行きつけレストランやビストロにお邪魔する度に驚き、ありがたく感じるのが、ようこそ!楽しんでって!これド〜ン!な太っ腹サービス。
農業国として、また色々な意味でフランスの豊かさや余裕も感じる瞬間です。(もちろんオーナーの器量、気前によると思うけれど)
そのフォアグラをバゲットに乗せてパクッと。美味!
前菜に、私はこのお店の大好きメニューのひとつラングスティーヌのラビオリをチョイス。
薄いラビオリ生地の中にプリップリのラングスティーヌ。
そしてフワッと香り高く、甲殻類の旨味がギュッと詰まったビスクがまた絶品。
こちらは、鶏のロニョンとソリレスのリゾット。
真ん中にあるのは、トサカ。
フランス料理では珍しくない鶏のトサカですが、私はあまり食べたことがなく、硬めのグミのような独特食感。
このところワインは、家でも外でもサヴォワワインを積極的に飲んでいましたので、久しぶりのブルゴーニュの赤、 Morey-Saint-Denis(モレ・サン・ドニ)に。
メインは、この日レストランに来る前から決めていた一皿「Noix de ris de veau doree au sautoir」。
秋に食べたかったのですが、シェフから「冬メニューでやるから待ってて!」と言われた料理、リー・ドゥ・ヴォー(仔牛の胸腺)☆
ソースは、ジュラ地方の白ワインvin jaune(ヴァン・ジョーヌ)。
そんな待ってました!な料理だけに念願叶って大満足\(^o^)/
夫も同様にメイン料理は数ヶ月待ち、今回食べると決めていたアレ!
こちも秋メニューになく、冬メニューとしてカルトに載った鳩のパイ包み焼き。
コロナ禍でハマり、我が家でブームとなったのがパイ料理。
このレストランのパイには遠く及ばぬままものの、どうやったらこんなに美味しくできるのか。
夫「ちょっとケーコちゃん見てよ!この肉の火入れ、このパイの美味しさ、どうやったらこんな風にできるのかよく見て研究してよ」
K「まー、そもそも我が家はパイ生地が冷凍の出来合いだしね」
夫「パイ生地も作れば?」
K「・・・。」(簡単に言うなよ〜っ!)
デセールは、前回と同じGrand Marnier(グラン・マルニエ)をチョイス。
いつも通り仕上げのグランマルニエをたっぷり注いでいただき、
キャラメルソースをかけて完成。
カフェと一緒にマドレーヌ(写ってませんが)&ミニャルディーズ。
続く春メニューも楽しみなLe Violon d'Ingres(ル・ヴィオロン・ダングル)です。
乙女椿が満開☆
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