
パリ6区☆L'église Saint-Ignace
☆パリブログ☆
左岸デパート「Le Bon Marché」(ル・ボン・マルシェ)からの帰り道。
これ…、もうずっと昔から目には入っているけど、この奥に教会があるの??
とは思えない。
ボンマルシェからすぐそこ、rue de Sèvres d(セーブル通り)に面したその場所で、フランスの田舎のお土産物さんなどで見かけるような案内板だし、「église」(教会)という名の何かお店でもあるんだろうな〜と思い込んで約20年!?
あれ?でも、ここがもしや以前Yさん(友人マダム)が言っていた、「こんな所に!」と驚く美しい教会では…。
と、半信半疑な気持ちで奥へ進んでみました。
勝手に入っていいのだろうか…?と思いながらそのドアを押すと、わわわっ!
ステンドグラスの美しい教会がありました☆
外からは全くその外観が見えない、目立つファサードが無いので、こんな風に存在することを知らず。
ここは、L'église Saint-Ignace(サン イグナス教会)という、イエズス会の創設者であるイグナティウス・デ・ロヨラに捧げられたネオゴシック様式の教会でした。
もちろん地元の人は知っているのでしょうが、この日私が入った時には中には誰もいませんでした。
セーブル通りに面しているとは思えぬ静けさ…。
思いがけずに知った、出逢えたことに感謝して蝋燭の火を点させていただきました。
よく知る界隈なのに、こんな教会があったことを知らずにきたのか…と思うとちょっと情けなく恥ずかしい気もしますが、身近なことも遠くのことも世の中知らないことだらけだな…と痛感。
無音の教会内を歩きながら、ステンドグラスを見上げながら、自分が生きてるうちに知り得ることや体験できることってどのくらいあるんだろう…これからの後の自分の人生にどんな経験ができるのだろう…そんな思いが漠然と迫ってきて、限りある人生を豊かなものにしたいと思ったL'église Saint-Ignaceとの出逢いでした。
これからは時々お参りに立ち寄りたいと思います。
*****おまけのジャポン*****
ずっと子供だと思っていた姪っ子が東京で一人暮らしスタート。
彼女の住む街にはとても美味しい今川焼き屋さんがある。
それにしても、姪がすっかり大人になってしまったことに驚くばかり。
ちょっと前までお遊戯会でマツケンサンバを歌って踊っていたのに〜。
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