
パリ7区☆Quatrehomme (キャトルオム)で贅沢チーズ
数あるパリの素晴らしく美味しいフロマジュリー(チーズ専門店)ですが、久しぶりに7区の『Quatrehomme 』(キャトルオム)にドロップイン。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-617.html )
というのも、たまたまお店前を通りかかると店内にお客さんが一人もおらず、店員さん3人はちょっと暇そう。
あれこれ尋ねる余裕、待ち時間無しにパパッと買えちゃうグッドタイミング♬
それにしても改めて!つくづく!チーズ天国なフランス。
うひゃ♡大好きシェーヴル。
Quatrehomme (キャトルオム)と言えば熟成コンテよね〜。
3年もの、4年ものもあるじゃない!と、食べたいものがあり過ぎて、あれもこれもと恥ずかしいまでの目移り。。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1477.html )
お、落ち着けケーコっ!フロマージュは逃げない。
焦ってたくさんまとめ買う必要もない。
パリ生活中なのだから今日明日食べたいものだけを選ぶのだ。
と、自分に言い聞かせながらお店の中をグルグル。
昔、パリに長く暮らす知人が言っていたのが、日本人の感覚だとチーズ選びはお漬物選びぐらい身近で手軽なものだと。
聞いた当時は驚いたけれど、今はその気持ちがわかる気がします。
そして普段あまりお漬物を食べない私にとっては、チーズ選びは日々@東京での納豆選びに近いかも。
もちろんお値段は違うのですが、選ぶ時に基本大粒好きだけど、今日はひきわりにしてみる?とか産地やメーカーを比べてどれにしよっかな〜? たまには奮発してちょっと高いの買っちゃえ〜な日も。こんな感覚はとても日常的なこと。
という訳で、納豆選びの感覚で今回選んだのは、ちょっと贅沢且つ今食べるなら季節モノと決めて黒トリュフを使ったチーズに決定。
黒トリュフ使用といっても色々ありまして、お店の方に尋ねるとペリゴール産黒トリュフを使ったものは、
「 Mont d’Or」「Trublochon」「 Coulommiers」「Brie double」「 Brillat-Savarin」「Camembert di Bufala」等々。
そこで『Trublochon 』(petit reblochon)をチョイス。
先日買ったサヴォワワインと一緒に食べたく、サヴォワチーズのReblochon(ルブロション)にしました。
(『Trublochon』は「Truffe」(トリュフ)と「Reblochon」(ルブロション)を掛けた造語かな?!)
Reblochon(ルブロション)は、このブログでもお馴染みのチーズ。
サヴォワ地方の言葉で「再び搾る」「2度搾る」=「ルブロション」がネームング由来と言われるチーズです。
昔、農家は領主から土地を借りて牛を放牧させてもらい、租税として絞ったミルクを納めていたと。
そこで農家さんたちは納めるミルク量を少なくするため一度に全て絞らず、後でこっそり再度搾って、そのミルクでチーズ(ルブロション)を作っていたそうな。
円盤形で、このオレンジ色がかった黄色い表皮が特徴的な牛乳チーズ。
食感はモチモチ&クリーミーでとろける(^o^)
マッシュルームや木の香り、高原の花のような香りがすると言われますが、このチーズでまず感じるのはもちろん黒トリュフ♡
マタタビを嗅いだ猫のようにケーコ悶絶…!
食べる前から興奮してしまい、食べたら美味しくて気絶しそうになった(とは大袈裟…)。
もうひとつ選んだのは、『Vieux Gouda』。
3年熟成のゴーダチーズです。
その特徴は、熟成コンテに通じる熟成ならではのアミノ酸ぎっしりのジャリっと食感、口溶けねっとりで口の中での余韻がとても長い、旨い!
このハードチーズを選んだ理由は、ウイスキーと一緒に食べたいと思ったから。ムフフ♡
まだ観終わっていない(あと3話!)ツッコミどころ満載なNetflixドラマ「Emily in Paris Season 3」(エミリーパリへ行く)を観ながら楽しみたいと思います。
*****おまけのパリ*****
今回は日本からたくさんのお菓子を持ってきました。
中でもヒットは、「シャトレーゼ」(Chateraise)の『梨恵夢』(リエム)☆
以前Yさんに教えていただいたのですが、シャトレーゼ西麻布店オープン当初はしばらく店頭に並ばず。
そこでわたくし行くたびに白々しく店員さんに「リエムはないですか?大好きなんです」「あら、残念!」な小芝居を繰り返してみた。
その甲斐とは言えないでしょうが、いつからか西麻布店に並ぶようになりました\(^o^)/
箱売りはなく個装。夕方に行くと完売だったり、残り1、2個といったふう。人気です。
バター風味の生地でミルク餡を包んだ、ふんわり和むお菓子♡
この味でこの値段(54円だよ!)は、パリにはないだろ〜とか思いながらエンジョイしました。
ARCHIVE
MONTHLY