
パリ7区☆Saint-Pierre du Gros Caillou
☆パリブログ☆
パリの街にはたくさんの教会がありますが、あれ?こんなところにこんな教会が!な出会いは茶飯事で、まだまだまだ知らない、訪れたことがない教会がどれほどあることか…。
信者ではないので、日曜日など決まった時間にきちんと習慣的に通うことはないのですが、普段スーパーやパン屋さんに行く前にぶらり、出かけた先で時間があったらちょっと、と隙間時間に訪れています。
普段通いの教会の一つが、7区のrue Saint-Dominique(サン・ドミニク通り)にある『Église Saint-Pierre du Gros Caillou』(サン・ピエール デュ グロ カイユ教会)。
この教会を前にすると、大好きなローマの(!)あのラファエロの眠るパンテオンを思い出すから!というのが一番の理由だったりするけど。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-252.html )
名前の由来は、かつてサン ジェルマン デ プレ修道院とサント ジュヌヴィエーヴ修道院の境界を示していた巨石に由来するそう。
最初の礼拝堂が1738 年にこの場所に建てられましたが、のちのフランス革命で完全に破壊され、現在の建物の歴史は1826 年に遡り、ローマのバシリカにインスピレーションを受けて建てられたのだそう。
どこも比較的新しいので綺麗、ちょっとモダンな印象です。
鐘楼には大きな4つの鐘があるそうですが、現在は使われていない古い鐘が入口脇に無造作にドンと置いてあります。
ガイドブックなどに載るような聖遺物や絵画・彫刻もないのでツーリストの姿はほとんど見かけません。
いつ訪れても静かに空いてますが、個人的にはこの静寂がとても好き。
圧倒される美しさとはまた違って、小さなステンドグラスや絵画から感じる慎ましい美しさ。
とにかく静かで、教会の中へ一歩入った瞬間、日々のドタバタや喧騒から切り離された別世界に感じ、ここでちょっと何か考える、日々を見つめる時間を持つのは大切なことと感じるSaint-Pierre du Gros Caillou(サン・ピエール デュ グロ カイユ教会)です。
*****おまけのTYO*****
箱根ぶらり。
お土産屋さんで見つけたフェイスマスク『LuLuLun』(ルルルン)の箱根限定マスクは、箱根バラエキスの入り。
しかも1箱に4パック(1パック7枚入り)入り!
ほんのりバラの香りに癒される〜♡
ARCHIVE
MONTHLY