Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

パリ8区☆La Galerie Dior(ラ・ギャラリー・ディオール)Vol.2

昨日のブログからの続きです。

「Paris」というタイトルのままにパリをテーマとしたブラックドレスコーナー。

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そういえば以前、オーストリアのホテルで真っ黒な装いをしていたらドイツ人マダムに「とてもパリっぽいわね!」と話しかけられたことがありました。

それ以降、周辺ヨーロッパに出かけた際にピープルウォッチングをしてみると、確かにパリジェンヌは他の国や都市と比べてかなり黒着用率が高い印象です。

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世界的スター、セレブが纏ったドレスコーナー。

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実際に着用している映像&解説付きなのでイメージが湧きやすく、スリーサイズ感はこんな感じだったのかな?と想像力も掻き立てられリアル。

では、シンプルながら存在感を放つこのドレス、これは誰が着たものでしょうか?

ヒント、Netflix人気ドラマ「The Crown」。

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正解は、ダイアナ妃。

ジョン・ガリアーノ氏のデザイン。

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世界各国の民族衣装にインスパイアされたクチュール作品。

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様々な国の文化、伝統工芸的な魅力が感じられる。

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床に写し出されたレースの細かさを見たら、ふとヴェネツアのレースの島「ブラーノ島」を思い出したり。

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ギリシャ神話のミューズが着ていそうなドレス〜などと勝手にあれこれ感じながら自分も世界を旅している気分になれました。

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どの展示コーナーも素晴らしいのですが、個人的にはここがクライマックス!と感じたのが「Le Bal Dior」(ディオールの舞踏会)。

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舞踏曲が流れる中、背景が青空から神話のような世界へ、そして静かな星空、最後はその星が滝のように流れる…とプロジェクションが変わっていきます。

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もう1回。

もう一巡!

と繰り返し見てしまい、この部屋を離れがたし。

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そして去る前に、いつも通り「もし、どれかいただけるなら?」な妄想の結果、2着をチョイス♡

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通路もうまく使われ両サイドの壁は、バック、ジュエリー、シューズなどのアーカイブな展示。

(↓ブレブレ画像ですが、サイズ感と雰囲気が感じられる1枚なので…)

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ここでもミニチュアドレスやバッグが可愛くて!

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一見真っ白ドレス、裏地は大胆レオパード柄。

レオパ好きとしては、いつかこんなドレスを着てみたい…。

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「ミスディオール」コーナーでスポットライトを浴びていた1着は、1949年にデザインされた「ミス ディオールドレス」。

ゆっくりとクルクルと回転させながらの展示。魅せるね〜っ!

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そしてディオール初の香水「ミスディオール」。

1947年の初コレクションと共に登場した香水で、そのネーミングはムッシュ・ディオールの妹、カトリーヌに由来するそう。

初めて創った香りの名前を思案していた時、カトリーヌがサロンに現れ、その時周りにいた人が「MIss Dior」と声をかけた時に「それだ!」と思いついたそう。

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アンティークな香水瓶、セットが素敵☆

ドレスアップの仕上げに、こういうシュポシュポするスプレーはテンション上がります。

シュポシュポ、フランス語では「vaporisateur à poire 」(ヴァポリザトゥール・ア・ポワール)と言うようです。

poire=梨、そう言われると、確かに梨っぽい?!

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今でも絶大な人気、モテ香水と言われる「ミスディオール」私は一度も使ったことがありません。

K「今シーズン、トライしてみよっかな〜♬」

夫「君の雰囲気じゃないだろ。(←バッサリ言うよねぇ)それよりジャド〜、ジャド〜をオススメします」

K「えっ、ジャドールですか!?」

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そんな会話に繋がった最後の展示が香水「ジャドール」を通した眩いゴールドパワーの世界でした。

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映像に映る美女は、Charlize Theron(シャーリーズ・セロン)☆

彼女が「ジャド〜(J'adore)、ジャド〜、ディオール♡」と呟くCMでお馴染みの人気香水『J'adore』(ジャドール)と、彼女がそのCMの際に着用していた煌びやかドレスをはじめとしたゴールドドレス。

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こうして13個のコーナーを見終わった後の通路を進むとパーッと自動ドアが開き、

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そこにはカフェがありました。

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そのカフェを抜けると、最初に見上げた圧巻のディオラマ前(螺旋階段の最上位置)に戻ってくるという順路。(完璧!)

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う〜、、帰りたくない。逆戻りしたい。

そんな気持ちを我慢して階段降りますね…。(行きましょー)

その色は、ブラックからグレー、パープル、ブルー、イエロー、レッド、ホワイトへと変化していきます。

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言わずもがな、おもいきり映え映え撮影スポットなので来場者の多くの方がここで止まって撮影タイム。

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なので、実はなかなか一人になるのが難しく、この1枚も(↑)実は下に一人女性がいるのですが、そこになんとか被るように撮った次第です。

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このスペースはとにかく見ているだけでハッピー、全く飽きない。

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ディオールの壮大な創造空間を鑑賞し、ムッシュ・ディオールから今日まで引き継がれるメゾン・ディオールの普遍的エレガンス、美しさを満喫しました。

最後に階段を振り返ると夢のアトラクションが最初のスタート位置に戻ってきたような、現実に戻ってきた感。

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個人的には大変嬉しいことに、この場所は暮らすアパルトマンから近いこともあり、今後もちょくちょく通いたいと思います!!

と、誓ってLa Galerie Dior(ラ・ギャラリー・ディオール)を後にしました。

ここまでたくさんの画像をアップしてしまいましたが、これでも取捨選択したのですが、撮り過ぎにつきやや収拾つかず。コーナーの説明と画像の不一致がありましたらご容赦ください。

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さて、こうしてディオールワールドを堪能した後は、やはり何か記念グッズ、お土産が欲しくなります(よね!)

でもこちらのギャラリーにはミュージアムにあるようなグッズコーナーはありません。

もし書籍などが欲しい場合は、外へ出て隣接されているモンテーニュ通り添いのブティックへ。

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<info>
La Galerie Dior(ラ ギャラリー ディオール)
11 bis rue François Ier, 75008 Paris, France
 

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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