
パリ8区☆La Maison de l'Aubrac
パリ8区のシャンゼリゼ大通りから程近くにあり、その存在だけは以前から知っていたステーキハウスの“La Maison de l’Aubrac”(ラ・メゾン・ド・ローブラック)。
通りに面しているので、お店前を通る度にチェックはしていたものの、場所柄もあってなんとなくツーリストトラップっぽい?!
そんな印象だったのですが、食いしん坊仲間のYMご夫妻からこのお店のお肉は美味しいと伺い、ご夫妻と一緒に4人でディネにお邪魔しました。
まずは、お店に入ってすぐ壁一面が圧巻の熟成肉ショーケース☆
更に驚いたのは、お店の方に案内されていった先は2階席(2階があるとは知らなかった)。
1階のカジュアルダイナー風な雰囲気と違って2階席はレストランで、全く違った雰囲気。
そこに集うお客さんたちもこの界隈にお勤めらしきフランス人の皆さんで、フランス語で溢れてました。
あれこれメニューを吟味したところで、まずはカルパッチョ。
とろける美味しさ☆
そしてサラミ、生ハム、パテなどシャルキュトリー盛り合わせ。
旨っ!
そしてメインのお肉は2名からオーダー可能なentrecôte(アントルコート)を2枚☆
お肉はある程度の塊で焼いた方が美味しいと思うので、大胆に焼く雰囲気も含め個人的にはこうして4人ぐらいで楽しむのがいい。
でもこんな迫力サイズを4人とはいえ食べきれるの??
と、そんな心配は全くの杞憂に終わった!
火加減パーフェクトで登場したそのお肉は、食べ頃な熟成加減でギュギュッと赤身肉の旨味が凝縮された美味しさ。
皆んなでペロリ完食。
ムッシュM「もう一枚イケるかも?」
全員「確かに〜」
でも、でもこのへんでやめておこうな大人の判断?!(食べ過ぎは翌日響きますんで…)
フランスビーフにはやはりマスタードが合うけれど、こちらのお肉はマスタード無し、塩胡椒だけで十分に美味しくいただけました。
こうして久しぶりにガッツリなビーフを満喫。
そう、このお店は店名が示す通りにお肉の名産地Aubrac(オーブラック)に由来。
オーブラックは、フランス中央山岳地帯にある高度1000mに位置する大平原。
この地域はナイフ生産でも有名ですが、そこに育つフランス最高品質の牛の品種名でもあり、このレストランはそのオーブラック種牛肉の骨つきリブロース、ヒレ肉、タルタルなど食せるステーキレストラン。
その美味しい赤身肉をモリモリいただきながらのサイドメニューはサラダたっぷり、
そしてオーブラックといえば、これも名物。
Aligot(アリゴ)☆
ジャガイモのピューレにチーズ(トム・フレッシュやライヨールなど)を混ぜたもので、このビヨーンと伸びる様子が面白い。
ポテト&チーズなので調子に乗って食べるとお腹いっぱいになります。
食後はプチデセールとセットのカフェ・グルマン。
クレーム・ブリュレ、タルト・タタン、ガトー・ショコラと3種盛り、これで一人分とはなかなかの食べ応え♡
こうして大満足なガッツリお肉ディナーで、しっかりパワーチャージできました。
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