
パリ8区☆Le Clarence(ル・クラランス)のソワレ①
4年前人気絶頂のレストランLa Bigarrade(ラ・ビガラード)を突然辞めてしまったシェフの
Christophe Pelé(クリストフ・ペレ)さんがパリのガストロノミー界に帰ってくる!
と聞いたのは昨年夏。
11月にオープン以来評判のそのレストランへお邪魔してきました。
場所は、パリ8区。グラン・パレの程近く。
車を下りると、「え...ココ?!」とびっくりなフランス国旗もはためく大邸宅(@_@)
その名は、"Le Clarence"(ル・クラランス)。
エントランスにいた男性に案内されて建物の中へ入ると、
「ボンソワっ!お久しぶりです。」と迎えてくれたのは、このレストランでフロア担当となった
ダミアンさん。
K「あなたもこのレストランで?」
D「このレストランには元ビガラードのメンバーが集結してます。後で厨房をご案内しますよ。」
K「それにしても久しぶり!」
D「最後にお会いしたのが、ピックのレストランで2012年末になりますね。」
時々思うのが、サービス担当の方の記憶力のスゴさ((+_+))
毎回何かにメモっているのか?毎日ブログでも書いてるのか?(書いてても忘れる私...)、
いつ、誰と何を食べたとか、どんな服を着てたとか覚えてるから怖い?!
大理石の階段を上った2階がダイニングフロアになっていて、部屋は3つに分かれていました。
大きなシャンデリアの下、立派な花器に美しい花、絵画やオブジェが置かれ、壁には暖炉や書架、
古き佳き大邸宅のアンビアンスにうっとり♡
私達が通されたテーブルからは、隣りの部屋が見通せ、その向こうには吹き抜けを挟んで遠くの
ガラス越しに厨房が見えるという席。
この大邸宅は、ボルドー5大シャトーワイン"Château Haut-Brion"(シャトー・オー・ブリオン)を
所有するClarence(クラランス)家の個人宅。
約4年間の改装工事を経て、昨年11月末にレストランオープン☆
(↑こちらの画像はフランス版Figaroより)
そこに迎えられたのが、元La Bigarrade(ラ・ビガラード)のシェフ、Christophe Pelé
(クリストフ・ペレ)さん(右)とフランスの最優秀ソムリエに選ばれ、さらにソムリエM.O.Fも
獲得したAntoine Pétrus(アントワン・ペトリュス)さん。
このお二人の下、厨房には元ビガラードの中心メンバー3人を含む11名の料理人さんが集結。
想像以上に大きなレストランで雰囲気も素敵なクラシックな邸宅風。
ちょっと緊張してきて喉もカラカラ。
とりえあえず飲んでおこう...とドヤ顔でシャンパン☆
暖炉の周りは、古い書籍で埋め尽くされたライブラリーの書架。
と、思ったらその本棚の一つからダミアンさんが分厚い1冊を持って「どうぞ」と。
夫「ははは。やっぱりすごいよ、これ。ケーコさん、どうぞ。」
K「なになに??」
分厚い古書のようなブックは、実はワインリストでした。
1ページ目を見ただけでこのお値段なので、もう2ページをめくる気力が...。
とは言え、シャトーオーナーのレストランなのでオー・ブリオンのワインをレストランでいただく上では
良心的なプライシングなのかも。
写真を撮り損なってしまったのですが、このダイニングフロアの他に1階はレセプションルーム、
3階はサロンスタイルのバーを揃えた、とにかく最近あまり見ないゴージャス且つ落ち着いた空間。
最近は三ツ星レストランでも厳しいドレスコードはないところが多いパリですが、こちらは
「エレガントに」というドレスコードがあります。
という訳で、食事が始まる前から十分ワクワクドキドキしたところで、肝心のお料理はどんなもの?
と期待が膨らみました。
続きは明日☆
おまけのパリは「美肌にコレ!」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-864.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Le Clarence(ル・クラランス)
31, av. Franklin-Delano-Roose velt, 75008 Paris
01 82 82 10 10
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