
パリ9区☆Fou de Pâtisserie
パリの1枚☆
今年は9月24日が中秋の名月。
夜空といえばパリに暮らしてちょっとガッカリなのが、都会の明るさと大気汚染などで星が東京よりさらに見えないこと?!
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大好きなパリ9区、 rue des Martyrs(マルティール通り)をぶらり。
ココ!と飛び入りしたのは、2年前2区のモントルグイユ通りにオープン早々話題となった人気パティスリーのセレクトショップ“Fou de Pâtisserie”(フー・ドゥ・パティスリー)2号店。
小さなお店に所狭しとスイーツがずらり。
入って右手のショーケースには、見覚えのある人気パティスリーの定番ケーキたち。
それは、ユーゴ&ヴィクトール、カール・マルレッティ、ブノワ・カステル、シリル・リニャック、パティスリー・デ・レーヴ等々。
カウンターにはフィナンシェ、マドレーヌ、シューなどの焼き菓子が「食べて♡」な顔で陳列。
奥の冷蔵庫にはホールサイズのケーキ。

左手の壁には、チョコレート、マカロン、ボンボン、サブレ、キャラメルなどパリに限らずフランス国内からセレクトされたお菓子たちが並んでいます。
甘党、スイーツファンには見ていてるだけでも楽しく、時間がなくて人気パティスリーを一軒ずつ回れない時にここでまとめてお土産ショッピングが可能。
そしてケーキは買ったそばから近くの公園でパクリもよし。
これらの定番の他にこちらのお店では、スターパティシエの期間限定スペシャルデザートなどが度々登場するのでそんなスペシャルを求めて毎月通うのも楽しそう。
残念ながらこの日の私はこの後ランチの約束もあり、出ずっぱりの予定だったのでアントルメは断念。
まずは夫の大好物ギモーヴ(マシュマロ)を。
それはGilles Marchal(ジル・マルシャル)のもの。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/gilles-marchal.html )
これはリピート確定!
改めてお土産用にも買いにこようと決めたのが、本店をディジョンに構えるショコラトリー“Fabrice Gillotte”(ファブリス・ジロット)のLES IRRÉSISTIBLES。
マシュマロにチョコレートを合わせたもので、ビターとミルクの2種類6個入り。
これまでチョコレートコーティングのマシュマロにそれほど関心もなかったのですが、トッピングされたカリッとしたクランチチョコ、ナッツ、繊細なコーティングチョコ、とろーりキャラメルクリームにふんわりマシュマロとのバランスが抜群。
そんな私の拙い説明より、オフィシャルサイトのこの1枚↑からその美味しそうなストラクチャーが伝わるはず☆
ネーミング“irresistible”通りに魅力的でどうにも抗えない美味しさ。
それから簡易包装だしとおまけ的に買ったロワール地方ナントのショコラトリー“Vincent Guerlais”(ヴァンサン・ゲルレ)のLe P'tit Beurre by Vincentの美味しさにもびっくり!
チョコ感ぎっしりでタイルのような重めの質量にレトロなデザインも可愛いこちらはヴァンサン・ゲルレのスペシャリテだそう。
硬めのサブレ生地とチョコの2層、シンプルな見た目とは裏腹に味わいはキャラメルやヘーゼルナッツが効いた複雑でインパクトがあり、たった1枚でも十分満たされる。
なかなかパリ以外のショコラトリーやパティスリーのお菓子を食べる機会がないので、今回改めてフランス各地方の名店にも興味が湧きました。
K「ちょっと見て、これ!可愛くない?フー・ドゥ・パティスリーの袋ってこんなに可愛いんだよ〜。
夫「・・・。」(チラ見で無反応)
K「ポイ捨てするには勿体無い。こういうところもお店としては大事。持ち帰るのが楽しくなるし。ね?」
夫「・・・。」(無視)
興味がない人からは何ら反応がない、一人で盛り上がる寂しさよ。。
(ギモーヴは私が食べることにしよう…と思った)
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