
パリ9区☆MALOCA(マロカ)
今年の夏のオリンピック・リオデジャネイロ大会で我が家にブラジル料理ブーム到来!?
フェジョアーダは何回も作りましたし、今も買い込んだ豆がたくさん残っています…。
そんなことがきっかけで「ブラジル料理」に注目☆と思っていたところで出会ったのが、
パリ9区のモダンブラジル料理レストラン“MALOCA”(マロカ)。
え…!来てみてびっくり!
この場所、このレストランは、現在パリで“Spring”をはじめ3軒、今年からNYにも新たな1軒をオープンした人気アメリカ人シェフ・ダニエル・ローズさんがパリで最初にたった一人で始めたお店のあった懐かしい場所。
内装はすっかり変わっていましたが、あの当時のダニエルの奮闘ぶりが思い出され、思わずこの場からNYのダニエルにメールを送ってみると、
「そうそう、あの場所にブラジル料理のお店ができたらしいね。美味しい?」とすぐに返事が。
(ホントに便利な時代で、こんなにタイムリーに海の向こうにいる人とメッセージやりとりできるってすごい…とアナログ人間はいつも感心してしまうけど)
思いもよらず、そんな話で盛り上がりつつレストランのオススメ、オリジナルカクテル(ブラジルのお酒を使ったモヒートっぽいドリンク)で乾杯。
今真夏のブラジルが連想できちゃう、爽快カクテル☆
ちょっと懐かしい(一時とても流行ったよね?!)ポン・デ・ケイジョとタピオカのチップス。もっちもっちのポン・デ・ケイジョが美味し〜(●^o^●)
ブイヨンスープで温まり、
人参のエスプーマの中には、よく見えてませんがハーブの下に厚切りのスモーク・サーモン。
一瞬、フランス・ビストロ料理定番の豚の血と脂を腸詰めしたboudin noir(ブーダン・ノワール)かな?と思ったら、こちらは豆料理!
うんうん!まさにこの味、この感じはブラジル料理「フェジョアーダ」が洗練された感じで、好きなポーチドエッグのまろやかさと美味しいベーコンもアクセントで、とても気に入ったお料理でした。
メイン料理はワイルドライスが添えられて、これまた大好きなバヴェット・ステーキ。
ワインはお料理に合わせるペアリングでいただきました。
が、驚いたのが同じワイングラスで通して、グラスを替えてくれないこと…。
最近のレストランではワインペアリングコースを用意しているお店は多いけれど、グラスを替えないってのは初めての経験。これってブラジル式?
K「ちょっとびっくりなんだけど。前のワインの香りとか残ってたり、飲み残しが少しあるのに!?」
夫「どれもそんな繊細なワインじゃないし、そもそもブラジル料理だぜぃ♬細かいことは気にしない気にしない。ガーっと飲んだらハイ次!」
でもお料理途中にワインを飲みきってしまうと、2杯目もどーぞと注いでくれたりと、そのへんのサービスはカジュアルというかアバウトというか。。
という具合なので、お店のサービスの方もとても気さく。
S「この店どうやって知ったの?」
夫「たまたまブラジル料理を検索して」
S「へー。最近2号店もオープンするから良かったらそっちも行ってみて。そっちはここよりもっとエレガントな感じ。はい、じゃ最後のデセールですが、これはなんのアイスでしょう?答えは後ほど伺います。へへ、これ当たった人はこれまでいないんだ〜♬」
ひと口食べた夫は速攻回答。
夫「アサイーベリーでしょ。」
S「え… 当たり。でももう一つ使ってます!」
K「バナナ。」
S「え… 正解! あなたたちは何モノ?レストラン関係者??」
夫「ただの食いしん坊です。」
S「・・・。」
S「クイズに正解したから、カフェは私からのサービス!」
K「ありがとうございま〜す♬」
すっかりヘルシーフードブームなのでアサイーとかそれほど難しいものじゃないけど、クイズに正解して気分良く終わった、美味しく楽しいブラジル料理ディナーでした。
そして年明けには2号店にも行ってみたいと思います。
☆おまけはBelle et Bonne Blogで☆
「シブヤから遠く離れて」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1371.html
MALOCA(マロカ)
28 Rue de la Tour d'Auvergne, 75009 Paris
01 45 23 99 13
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