
いつかトリノのBicerinで☆
ヴァカンスに出発♬
もちろん今は妄想旅行。
GW中、本棚の整理中に手に取ったらそのままタイムスリップ&妄想旅行に出かけてしまいました。
それは大事に完全保存版として保管している98年のFIGARO Japon(フィガロ・ジャポン)『イタリア特集』。
卒業旅行でヨーロッパににハマったことをきっかけに高校時代からの親友Rちゃんと、それぞれが結婚するまで毎年一緒にイタリアを拠点に旅行しました。
旅の企画を立てる時、いつも参考にしたのが「フィガロ・ジャポン」!
そんな懐かしい思い出たっぷりの1冊のページをめくったら色々思い出が蘇りました。
ここ、ここ!ここで食べたミラノカツレツが美味しかった、とか。
当時はイタリアブランドに夢中だったな〜とか。
あれ?これってもしやカーリーこと、仮屋崎さん?!(若い!)
などと見ていると昔の雑誌もなかなか面白いものだと思いました。
新コロナウイルスが収束して、また自由に旅行ができる日が来たらイタリアに行きたい!な気持ちが更に強くなったところで、今日はアップしそびれのイタリア・トリノ発の老舗カフェ『Bicerin』(ビチェリン)のこと。
ここにあるとは知らなかった!と、昨年末に知ったのが、東京池袋の東京芸術劇場2Fにあるカフェレストラン『ビチェリン』。
そこでJちゃんと一緒に食事を楽しみました。
<ミネストローネ>
1763年にイタリア・トリノにあるコンソラータ大聖堂前の小さなカフェから始まったという『Bicerin』(ビチェリン)を知ったのは、ビチェリン名物の『バーチ・ディ・ダーマ』をAAご夫妻からいただいてから。
(関連ブログ→ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-2477.html )
<生ハムサラダ>
トリノには行ったことがなく、自宅のイタリア関連コーナーをざっくりチェックしてもトリノに関するものがありませんでした。
と言うことは、これまでヴァカンス先の候補には上がっていない、トリノに関して冬季オリンピックがあったぐらいしか知らない…と思うとどんな街?と興味が湧いてきました。
<ゴットファーザーのパスタ>
と言うネーミングに惹かれてオーダーしたミートボールパスタ。
改めて地図でトリノの位置を確認すると、イタリアの北西部、フランス国境近く。
1861年にイタリア全土が統一国家になった時に最初の首都が置かれたのがこの街で、現在は商業工業都市として自動車工業が盛んだそう。
街の様子を検索してみると、世界遺産にもなっているサヴォイア家の王宮やサヴォイア家の領地時代のバロック建築物がたくさん残っていてる美しい街。
そして美食の街でもあるそう。
またチョコレート好きとしては、無視できない「イタリア3大チョコレートの街」のひとつ。
ちなみに他の二つは、ペルージャとモディカ(シチリア島)。
そんなトリノは、ミラノから電車で1時間の場所と知り、急に土地勘(?)が湧いてきました。
<食後のデザートセット>
カフェ味のバーチ・ディ・ダーマ(右端)は最後にパクッと♡
黒胡麻が効いたお芋タルトは食べ応えありで、最後はエスプレッソで満腹満足。
J「あれ、イケる?」
K「無理っぽい…イケる?」
J「入れらない。また今度ね!」
と、諦めたのが店名を冠した名物のチョコレートドリンクのBicerin(ビチェリン)。
お店の代名詞的なスペシャリテと知り、この日もいただく気満々だったのですが、セットメニューのデザート3種盛りをいただいたらかなりお腹いっぱいで入らず。
お店のサイトによると、「ビチェリン」とは、トリノの方言で“小さなグラス”の意味だそう。
イタリア本店から取り寄せた特別なカカオパウダーを使ったホットチョコレートと、エスプレッソ・コーヒー、生クリームで美しい3層をつくる「ビチェリン」が日本店でもいただけるとは嬉しい。
門外不出の製法で作られていると言うそのドリンク、次回は是非いただいてみたいと思います。
それから池袋店では、ショーケースの中に可愛いデザインのケーキやイタリアらしいドルチェも気になりました。
いつかはビチェリン・トリノ本店へ、その前に日本店でイタリアンなカフェタイムを楽しみながらイタリア旅行の計画を立てたいものです。
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パリの1枚。
座ったカフェの窓から見えた聖母子像。
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