
Brasserie Paul Bocuse le Muséeでディネ☆
Brasserie Paul Bocuse le Musée(ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ)でディネ☆
閉館して静かな美術館の様子は日中とは全く違った雰囲気。
パリではナイトミュージアムは珍しくないけれど、日本では私は経験がなく新鮮☆
と言っても今回は美術鑑賞ではなく食事目的で来たわけですが。
Brasserie Paul Bocuse le Musée(ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ)は、港区六本木にある「国立新美術館」の館内にあり、ふわっと浮かんだような天空ロケーションも素敵。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/bebe.html )
テーブルにつくと周囲のビル群の眺めが広がる。
こちらは、リヨンで愛されているポール・ボキューズのブラッスリーの日本における第一号店。
ということで、お店の入口付近にはポール・ボキューズ氏のレシピ本はじめ代表的料理の模型サンプルなど所縁グッズがたくさん飾られていました。
ポール・ボキューズ氏(Paul Bocuse)は、言わずと知れたフランス料理界の重鎮、著名なシェフ、世界中で高く評価されている人物。
彼は1926年にフランスのリヨン近郊で生まれ、2018年に亡くなった際はフランスではニュースとして大きく報じられました。
ボキューズと聞けば真っ先に浮かぶキーワードは「ヌーベル・キュイジーヌ」。
それまでの重くてクリーミーなソースを多用する伝統的なフランス料理から、より軽く、素材の味を活かした料理へとシフトしたのが「ヌーベル・キュイジーヌ」。
ボキューズ氏は、料理を芸術と捉え、シンプルでありながら質の高い素材を使うことを重視しました。
彼の料理は視覚的にも美しく、味覚だけでなく視覚も楽しませるものだったことからも、こうした美術館にマッチしますね!
そして昔、リヨンに暮らす友人夫妻とご一緒した本家なレストラン「ポール・ボキューズ」を思い出しながら美術鑑賞気分で眺めました。
さて、腹ペコ。
夏らしくロゼの泡で乾杯♬
<アミューズ>
<冷製とうもろこしスープ>
毎夏に思う、日本のとうもろこしは糖度が高くて本当に美味!
<鴨のテリーヌ カンパーニュ風 リンゴと生姜のチャツネと香ばしいアーモンドのサラダ添え>
<燻製をかけた鹿児島県鹿屋産のカンパチのマリネ フレッシュトマトのラヴィゴットソース>
<シイラのロースト ラタトゥイユ添え ベアルネーズソースとバジルのソース>
<スズキと帆立貝の軽いクネル "リヨン風" ソース・アメリケーヌ>
<ラム酒風味のババ ヴァニラ風味のアイスクリームと共に>
ラム酒はやや控えめのババでした。
この日、店内を見渡すと意外にもおひとり様のお客さん多し。
ディナーで、しかもフレンチとなるとカジュアルなブラッスリーとはいえ、私は一人ではなかなか行けずにいますが、この日はお一人で夕暮れから暗くなる景色を眺めながら食事を愉しまれている方が多く、それはまた大人な贅沢時間に見え素敵でした。
<チョコレートのテリーヌとココナッツのソルベ クーリー・エキゾティック>
最近レストランもあちこち価格改定の値上げ傾向ですが、個人的にはこちらのお料理はコストパフォーマンスが高く、こんなに食べて&ボトルも1本空けてこのお値段?!とちょっと嬉しい驚きも☆
自宅から徒歩圏内という便利さもあり、今後は頻繁に訪れたい一軒です。
*****K子のつぶやき*****
幼馴染Y子のススメでアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」を鑑賞。
高校時代に読んでいた漫画「スラムダンク」を思い出して懐かし〜ッとバスケ気分が盛り上がってワインもスラムダンクに。
やっぱりミッチー(三井くん)が好き♡
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