
Casa Buono☆わざわざ行きたいレストラン
<マルセイユ発バカンスブログ>
豊かな素材の美味しさをストレートに楽しめるカジュアルなイタリアンは大好きですが、たまにはガストロミックに洗練、繊細な美食なイタリア料理もいただきたい!
というわけで、今回の食いしん坊バンザイ旅で最初に行くと決まったリストランテが、ヴァンティミリア近郊のTrucco(トゥルッコ)という小さな村に位置する、ミシュラン1つ星レストラン『Casa Buono』。
ミシュランあるあるですが、田舎にありながら、そのレストランのインテリアはモダンでスタイリッシュ。こちらも然り☆
お料理もそんな雰囲気にぴったりで、こう見えて(!)豚肉の角煮風のアミューズでスタート。
アラカルトメニューはなく、「Sea and Garden 」または「Sea, Garden, and Land」のコース料理のチョイスで、今回私たちは前者をチョイス。
なんとも大きな断面のマッシュルームにカボチャとTendeのチーズがサンドされた一皿。
プレゼンテーションが美しい!
お花のように登場。その味は、私達日本人にとっては紛れもなくブリ大根!?
そんなブリ大根テイストにシェフは日本人かと思いきや、生粋のイタリア人。しかも南、ナポリ出身のAntonio Buonoさん。
彼は、フランスのミシュラン三つ星レストラン「Mirazur」で6年間勤務し、そのうち5年間は料理長を務めたそう。その後、奥様の故郷であるここTrucco村で『Casa Buono』をオープン。
うふふ、キャビア♡と、にんまり。
ふんわりお寿司屋さんの卵焼きのようなテクスチャーの帆立。
ほうれん草の味が濃く、味わい深い旨味に驚く!
更に意表を突かれたのが、中のシラス。
ヴァンティミリアのメルカートで見たキラキラのシラスを思い出しました。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/ventimigliamercato-coperto.html )
さぁ期待が高まるパスタ料理は、カラスミとこれまたメルカートで強いインパクトのあったカルチョーフィ!(アーティチョーク)
Molto buonoっ!!
魚料理は鯛。
胡桃のソースがいい感じ。
タダーン♬
ここでチーズカート登場。
「まずはこちらからどうぞ」
と、いただいたクリーミーなチーズに唸る♡
すっかりお酒も回っていてイタリア語チーズ名は、全く記憶できませんでしたが、贅沢な地元チーズの盛り合わせ全種盛りな贅沢なプレートを作っていただき、4人でシェア。
ひとつめのドルチェは、自家製レモンを使ったレモンクリーム、中には林檎は蜂蜜。
この味知ってる?どこか懐かしいと感じた理由は、お世話になっているSシェフの作る定番デザートを彷彿。SシェフもMirazur(ミラズール)出身。
2品目は、チョコレート&オレンジにぽってりマロン生クリームのなんともモダンなカンノーロ☆
こんなに洗練繊細なカンノーロは、もちろん初めての経験。
エスプレッソといただくミニャルディーズも全て美味しくてペロリ。
お料理、雰囲気はもちろんのこと、サービスも明るくサンパで気持ちでよく、最後まで丁寧なお見送り。
それにしても個人的には常々思う、イタリア男ってなんでこんなに笑顔がチャーミングで素敵なの〜っ♡女性にはめちゃめちゃ優しいし。ケーコはよくも悪くもすぐ騙されそう?!
わざわざ行く価値のある、行きたくなる素敵なレストランでした☆
******プチっとパリ*****
フランス版FIGAROによるパリのベストマドレーヌ10選♡
特徴別なセレクトが興味深く、食べ比べたい。
残り5つは明日(^_−)−☆
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