
デート気分でCrony☆
パリの1枚。
Saint Germain-des-Prés(サンジェルマン・デ・プレ)の文字を見ると気分がアガる♬
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最近は益々わかりづらく、ちょっと深めに埋めた感じでサーヴされる!?な小石に見立てたプチコロッケのアミューズでいつも通りにスタートしたのは、港区西麻布の大好きフレンチレストラン“Crony”(クローニー)。
冷えたシャンパンをゴクリ。
ぷは〜♡
このところ週末は友人、家族と賑やかに過ごしていたので夫とゆっくり二人で外食するのは案外久しぶり。
隠れ家的なレストランでゆっくりしっぽり大人の夜なら西麻布!?
K「場所も雰囲気も含めてなんかしっぽりデートっぽいよね?」
夫「かわいい!旨そーっ♡」
聞いてない…。
実際とても美味しかった鱒の卵とノビルのコロネ。
「はい、いつもの(エーブルスキア=デンマークのパンケーキ)ですが、今日は牛頬肉煮込みです」
と、いつもスマートなディレクターの小澤さん。
小澤さんの接客は距離感が心地よく、お料理やワインの説明もわかりやすく、落ち着きながらリラックスして食事を楽しめる雰囲気を作ってくださるところがさすが。
きっとここぞ!な勝負デートの時などとても上手にフォローしてくれそうだな〜。
K「ここでプロポーズするとして、このエーブルスキアから指輪が出てきたらウケるよね〜」
夫「やだよそんなの。飲み込んだらどうすんの?」
K「ダイヤかじったら歯が欠けるな…」
夢のある妄想も話すほどにどんどん崩れてしまう夫とのディナー(@_@)
色鮮やかな緑が美しいグリンピースとアスパラのハマグリ冷製スープ。
ホタルイカとカブを桜の香りで。
東京の桜はすっかり終わりですが、只今新潟は満開で今週末はお花見日和だそう。
タケノコにフォアグラパウダー。
サーっと口の中で溶けてしまうフォアグラパウダーと甘いタケノコとその歯ごたえがたまらない。
こういう料理は自宅では絶対再現できないのでレストランならでは、クローニーならでは。
夫「液体窒素買おうかな〜」
K「・・・。」
冗談と思えないから怖い。
毎度楽しみなのが今日のパンの焼き加減、発酵具合。
このパンそのものが一品料理としてサーヴされる天然酵母パンはその日の天気や湿度でテクスチャーが違うので面白いです。
今回はねっとり度はやや低め。
魚料理はブリ。
セリ&行者ニンニクのバターソースでいただきました。
肉料理はホロホロ鳥をアップルビネガーソースで。
添えられたジャガイモも脇役とは思えぬ美味しい存在感。
この日いただいた赤ワイン“Gevrey-Chambertin”(ジュヴレ・シャンベルタン)の繊細な味わいにびっくり。
私の中のジュヴレ・シャンベルタンのイメージは男性的で骨っぽく、力強い印象のワインなのですが、これはかなり中性的に感じられました。
美味しく、美しい☆
チーズは箱入り?!
ウイスキーボンボンのように中からは液体チーズがジュワっと口の中に広がりました。
デセールは、甘夏のタルト。
新食感メレンゲの下に甘夏クリームが。
なんのアイスだろ〜と思ったら「パンペルデュ」(Pain Perdu =フレンチトースト)。
これはまた2つ3つと食べたくなる後引く魅惑のスイーツでした。
シメもいつも通り小石のサブレ。
K「今日のは本当にわからない!1つはすぐわかったけど2つめは?ほろ酔いで本当に石をかじったら仮歯が取れるよ〜」
O「ふふふ」(不敵に笑う小澤さん)
食後の甘いワインがスルスルと飲めてしまう。
飲み過ぎる→転ぶ→骨折
またそんなことになってはいけないので、最近は最後のお酒には要注意です。
久しぶりの西麻布だし、クローニーだし、とデート気分でやってきたものの、しっぽりどころではなく結局最初から最後までいつも通りボケながらツッコミながらのディナーとなりました。
久しぶりに帰り際に小澤さんと春田シェフと1枚☆
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