
レースジュエリー☆Dentelle Dentelle(ダンテルダンテル)
春の『ポーラ美術館』で素敵な出会いもありました♡
それは、館内のミュージアムショップで。
ポストカードやマグカップなど200種を超すオリジナルグッズはじめ、有名作品をモチーフにした海外ミュージアムグッズ、デザイン雑貨、お菓子などが取り揃えられ、そのセレクションがツボ♡
ミュージアムショップって美術館ごとにセンス、特徴がありますよね〜。
夫が一目惚れ買いしたのは、Tシャツ。
昨年ポーラ美術館で開催された「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画」展での『山本基《時を纏う》』の一部をフロント部分にプリントした半袖Tシャツ。
そして私は、こちらの『Dentelle Dentelle』(ダンテルダンテル)というジュエリーブランドのアンティークレースの指輪。
いただいたショップカード等で確認すると(以下に抜粋して引用)
フランスのアンティークレースを「現物鋳造」という技法を用いて、デザイナー自らひとつひとつジュエリーに仕立てています。
出来上がったジュエリーは繊細な糸目もきれいに写し取り、シルバーなのにまるで本物のレースのよう。
「現物鋳造」はその名の通り現物(レース)で型を取って金属を流し込み、その型を壊してジュエリーを取り出すという技法。
型を取るときにレースは焼失し、更に型を壊してジュエリーを取り出すため、希少なアンティークレースでもその型の使用は一度限り。
ジュエリースクールで学んだこの技法と、フランス留学時に出会い魅了されたアンティークレースを掛け合わせて誕生したのがこのジュエリーブランド「ダンテルダンテル」です。
いくつか並んだ指輪の中で、最も複雑繊細なレース感を感じたリングは左手薬指にピッタリフィット。
見ためよりもしっかり固め、でも着け心地は軽やか。
せっかくだし〜と他の指輪も試着させてもらったのですが、この指輪以外はいずれも私の指には大きく、緩めに右手人差し指にできるものだけ。
こうなると益々このリングのフィットぶりに心掴まれ、身につけた瞬間、フワッと幸せな気持ちになりました。
実は最近ますます「アンティーク」なものに魅力を感じ、ときめき、惹かれています。
時代を超えて今もなお美しく感じるデザイン、スタイルに畏怖を交えた憧れと尊敬の念、想いが湧きます。
これからちょっとずつアンティークを集めたり、これまであるもの、引き継いだあれこれを大切にしていきたい。
というわけで、レストランランチに始まり、美術鑑賞、ショッピングまで楽しんだポーラ美術館。
最後は、1Fのアトリウム ギャラリーで開催されていたインスタレーション『HIRAKU Project Vol.15 大西康明 境の石』を鑑賞。
HIRAKU Projectは、過去にポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介する展覧会シリーズ。
今回は、空間への彫刻的なアプローチにより大規模なインスタレーション作品を国内外で数多く発表してきた大西康明氏を紹介。
本展では、銅箔を素材とした作品の新作を展示。
多くの電子機器の内部に使用されている銅箔。
普段は人の目に触れることは少なく、その存在を意識することないものですが、大西氏は、私たちの日常を裏から支える銅箔をその機能から離し、河原の石に被せて叩くことによって成型し、大型のインスタレーションに。
とてつもない時間をかけて岩石や鉱物として、さまざまな形やサイズを持って地球の表面に広く存在する石は、普段から目にする身近な存在。
そんな石と身近だけど普段見えない銅箔との融合?!と、ちょっと不思議な気持ちで眺めたインスタレーションでした。
*****K子のつぶやき*****
箱根に向かう途中で。
初めて食べた「東京ばな奈」のばな奈ソフトクリーム♡
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