
Dolceacqua☆B&Bのプチデジュネ
<マルセイユ発バカンスブログ>
今回滞在のB&B『Le Gemme』での朝食は、2階のこちらのスペースで☆
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/dolceacquabb-le-gemme.html )
若い頃から何度も旅をしているイタリアですが、これまで全てホテルに泊まっているので、こうしてB&Bに泊まること、もちろんそこでの朝食も初めて。
Colazione all'italiana(イタリアの典型的な朝食)といえば、その特徴は、
• 甘いものが中心(ビスコッティ、ラスク、ペイストリー+コーヒーが基本)。
• 外で食べることも多い(個人的にはバールでエスプレッソ+コルネットが好き)。
• 卵やベーコンはほぼ食べない(ホテルの朝食ではあるが、家庭では一般的ではない)。
などと言われていますが、甘い朝が好きな私にはツボ♡
朝からグリル料理を食べる輩が信じられーん...と思っていたが、そんな輩が夫だったことに新婚当時は驚いた。。(ついでに朝カレーも衝撃)
さて、今回の宿での朝食もそんなティピカルなイタリア朝食。
連日登場の黄桃ジャム?がサンドされたペイストリー系ケーキは、ホステスさんのお手製かも?尋ねようと思っていて失念...。
朝はフルーツを食べることを習慣にしたいと思っているのだけど、なかなか続かない。
そして今回知った、初めて食べたのが、ドルチェアックアの名物お菓子として特に有名な『Michettii(ミチェッティ)。
ミチェッティは、小さなブリオッシュのような伝統菓子で、柔らかくてほんのり甘い味わい。
シンプルな材料(小麦粉、卵、砂糖、バター、レモンの皮、酵母など)で作られた素朴ながらも香ばしい風味のお菓子。
これです↓
すっかり私は好きになりまして、連日美味しくいただきました。
このお菓子は、16世紀にドルチェアックアの女性たちが領主に対する反乱を記念して作ったとされる伝説があるそう。
領主の圧政に反発した村の女性たちが蜂起し、勝利を祝ってこのお菓子を焼いたことが由来と。
そのためミチェッティは、村のアイデンティティを象徴する特別なスイーツとされています。
たっぷりのカプチーノともよく合うお菓子。
コーヒー以外にも甘口のデザートワインと一緒に味わうのもオススメだそう。
地元では、お祭りや特別なイベントの際に伝統的に作られることが多いようですが、現在は日頃から家庭やパン屋さんでも焼かれているようです。
甘い朝は好きですが、しょっぱいものもちょっと欲しくなる。
少しチーズをいただくと、また甘いものが食べたくなって...!
また、この辺りの特産フルーツは、季節7〜8月の黄桃だそう。
イタリアのコーヒーは美味しい!おかわり必至。
美味しく食べた後、今日一日のスケジュールを確認。
さっ、今日も楽しい1日になりそうだね♬とスタートです。
******プチっとパリ*****
マレ地区にあるLa Fondation Azzedine Alaïa (アズディン・アライア財団)で『Artistic Connivances: Azzedine Alaïa, Thierry Mugler』(芸術的共犯者:アズディン・アライア/ティエリー・ミュグレー展)がスタート。
元々ファッションの都なパリですが、今年は個人的に大変気になるファッション展があれこれ開催予定で嬉しい♬
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