
東門市場☆Dongmen Market
<台湾バカンスブログ>
朝市も楽しい台北の町。
去年行った「雙連朝市」は、とても面白かった!
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1865.html)
さて今回最初の朝市は、『東門市場』(Dongmen Market)へ。
MRT東門駅をでてわりとすぐ。
パリマダムと同じようなコロコロカートで向かう台北マダム発見。
ついて行こ〜。
K「タダーン!ここです、東門マルシェ☆」
K「ここで朝ごはん食べます」
夫「うん...。でもなんか人いないし、シャッター下りてるし、やってるの?」
K「とりあえず前進あるのみ、入ってみよう」
夫「・・・。」
夫「どうみても休みだよ」
K「ここね、ワンタンヌードル&豚足のお店らしいよ。調査済み!」
夫「やってないんじゃ食べれないじゃないか...」
K「っていうか市場に定休日あるの?」
夫「あるだろ」
K「え、、みんな働き者だから無休だと思い込んでた」
翌日以降も色々あって思い知るのですが、自分の常識や思い込みがいかに酷いかということ。
近いといえ外国ですし、文化・歴史が違うのですから日本のあれこれと違って当然です。そんな当然を見失って自分の小さな物差しで観ていたことを反省。
屋根付きアーケード街は残念ながらお休みでしたが、通りに面した露天市は広く展開。
というわけで気を取り直して、地元っ子・台北マダム気分で散策開始。
(以下また写真が多いので、お散歩気分でお付き合いください)
改めまして東門市場とは、台北市中正区の東門エリア(MRT東門駅周辺)にある約100年の歴史を誇る伝統市場です。
土地勘のない私はピンとこないとうか、どこの朝市も似たような印象なのですが、実はこの辺りは高級住宅街だそうで、お金持ちがブラブラする市場で、さりげなく高級食材が並ぶそう。
なーんて聞くと、パリのイエナのマルシェみたいね。
「煙」ってことは燻製でしょうか?
魚の文字を調べてみると「鮫」。
サメの燻製?食べたことない!気になる。
いい匂ーい♡その甘く優しい香りにうっとりした桃。
フルーツ大国台北、その実力?を感じるのは、やはり市場に来た時。
マンゴー天国。
種類が豊富で、旬も産地で少しずつズレるので長く楽しめる台湾マンゴー。ガイドブックを何度も見たところ、6月が一番いろんなマンゴーがトライできそう。
夫「面白い。お醤油に無糖と微糖があるなんて」
K「でも納得。台湾料理でちょっと甘めの味のものが多いけど、微糖醤油使ってるね」
なんだろ??と思って興味津々顔で凝視していると、お店の方が見せてくれました。
とうもろこしでした!(そんな1枚は撮り忘れてますけど)↑
K「あーーー!!これだよ、これ!!」
夫「Hシェフが言ってたやつ?」
K「イエスっ!」
それは、台湾の美味しい筍。
『緑竹筍』(リュウチクスン)です。
Hシェフから「もしあったら是非食べてきてください。めちゃ旨いんで!」と教えてもらった台湾食材。
6月〜9月が旬で、初夏から初秋にかけて採れる筍。
一般的な孟宗竹(日本の春の筍)は春ですが、緑竹筍は夏が旬で台湾の夏グルメとして人気で、 雨が多いとよく育ち、瑞々しいのがその特徴だそう、
というわけで、これはレストランにあったら絶対食べる!と決めました。
ここも夜市のように人気にあるお店とない店がはっきり二極化。
K「杏仁醬か。まー、アーモンドペーストみたいもので想像できる味だけど」
夫「よく見て!これ、そこで種を潰して瓶詰めしてくれるんだよ」
K「あ、ホントだ!ナショナル(都内スーパー)のピーナツバターみたい!買って帰ろう」
(杏仁醬 : 杏の種(仁)の部分を使って作られたクリームペーストで、杏仁好きならオススメのお土産)
小さいけれど、その前では地元のマダムたちが座って楽しげに世間話?!
私も旅の安全を祈って東門市場界隈を後にしました。
*****プチっとパリ******
レトロかわいいい雰囲気のbarber。
子供の頃、床屋さんでフワっフワっのクリームをつけて顔剃りをしてもうのが気持ちよくて好きだった〜。
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