朝から賑やか☆雙連朝市

☆台湾バカンスブログ☆

台湾・台北と言えば夜市が有名。

20年前の初めての台湾では、有名どころは制覇ね！と親友Yと毎晩夜市に繰り出し、ハシゴしての食べ歩きを楽しみました。（つくづくあの頃は若かった...）

K「でも今回は夜市は2回で十分かな」

夫「1回でいいだろ...。朝市もあるけど知ってる？」

K「えっ！知らない。行ってみよー！」

というわけで、やって来たのは、MRT雙連駅を出てすぐに見える、わかる『雙連朝市』。

300mほどの一本道の両脇に、野菜、果物、肉、魚、惣菜、花、衣料品、生活雑貨、健康グッズなどが並ぶローカル感満載な青空市場。

朝からカラッと晴れて気持ちが良く（どんどん気温上昇）市場日和♬

このブログでも度々書いてますが、マルシェは大好き。

どこを旅しても、そこに市場があるなら是非とも訪れたいスポットです。

台湾グルメと聞くと熱々な胡椒餅やジューシーな水煎包などのB級グルメがまず思い浮かびますが、台湾は海産物もすこぶる美味しく、シーフード料理がイケる！

地元の人たちが集い、あれこれ買っている様子は活気があり、なんとも庶民的で、ココは台北っ子の胃袋、台所のひとつといった風。

私は普段なかなか食べないヘチマですが、台湾料理ではよくいただく、見かける食材。

パリのマルシェと違って商品がテーブルではなく、地面近くに広げているお店多数。

これこれ（トマトの右隣りの白いもの）国立故宮博物院にそっくりな彫刻がありましたな。

（関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1861.html ）

英語ではLychee（ライチ）と説明されていたのですが、どうやら「アップルゴーヤ」というものらしい。

完熟寸前は糖度が6度にもなり、苦味は普通のゴーヤの10分の1ほどでシャキッと食感、苦味が少なく、生でも食べられると。

大鶏排（ダージーパイ）が美味しいのも納得よ！な台湾の鶏肉はかなり美味しい。

真ん中くらいにある粒々したものは、ピーナッツの塩茹でなのですが、これがまた粒が大きくて瑞々しく甘味があり、おつまみに最高☆後日改めて紹介したいと思っている一品です。

牛肉スライスと野菜を皮餅でクルッとまいた「牛肉捲餅」や、おやきのような「餡餅」は、食べ歩きにもぴったり。

でも、市場を見ながら歩き食いをしている人を見かけず...。（夜市は別として）

小さなお店があちこちにあるわりには、ニューヨーカー（ドリンク片手に。もしやそれはファッション？！）やパリっ子（メトロでムシャムシャ本気喰い）のように公共の場で食べ歩きしている人を見かけないこともちょっとした驚きです。（外でも店先の椅子に座って食べる）

電車・ MRT（地下鉄）や市内のバスは車内、ホームでの飲食禁止ということもあり、知らずにうっかり飲食NGな場所で食べるのは危険とも思い、朝市でのあれこれも歩き食いは我慢しました。

「日式」とは「日本風」という意味なので、どうやらこれは今川焼き。

種類豊富な「ちまき」。

というか、今回行く先々で目に留まる「ちまき」の多さに驚いたのですが、もしやそれは端午の節句だから？！

日本では5月5日ですが、台湾では旧暦5月5日で祝うので今年は6月10日なのだそう。

行事食として「ちまき」を食べますもんね〜。

（関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-182.html ）

フルーツ天国な台湾ですが、やはり中でも一番人気は、これでしょう！

台湾マンゴー☆

旬は5月～7月、6月から本格的最盛期ということでドンピシャのタイミング＼(^^)／

甘い香りにうっとり。

K「生マンゴーって持って帰れる？ダメだよね？」

夫「絶対ダメです。捕まります。今回も来るときに空港にあちこちに犬がいただろ」

K「いたいた！やましいことはないのに、クンクンされた時はちょっとドキドキした」

今回の到着時の松山空港に何匹かの検疫探知犬がいました。

日本からの台湾への肉製品や果物・野菜等の持込みも法律で厳しく制限されています。

台湾の法令に基づき、違反者には多額の罰金や入境拒否等の処罰を科される場合があるので台湾に限りませんが、日本から渡航される際にも注意しないとね☆

検疫探知犬がしっかり反応し、奥へ連れて行かれた方を何人か目にした到着の松山空港でした。

というわけで、持ち込みも持ち帰りも気をつけ、美味しいものは現地で楽しむべし☆

夫「朝から揚げ物、サイコー！」

K「・・・。」

夫「朝の揚げ物は体にいいらしい」

K「体にイイって、程度問題があるでしょ」

K「こっちの豆腐の惣菜店はヘルシーな感じだけど♡」

K「なにこれ、黒い鶏！ちょっとグロい」

夫「烏骨鶏だね」

K「生肉状態は初めて見た！」

中国が原産地説が有力な、皮・骨・肉・内臓までが紫黒色で真白の羽毛を持ち、見た目にも普通の鶏とは一目でその違いが分かる「烏骨鶏」（うこっけい）。

その卵は、通常の鶏卵に比べると脂質が高く、水分は少なく、こってり濃厚。

そんな烏骨鶏卵で作られるお菓子、台湾カステラとか美味しそ〜。

日本にお土産で持ち帰れる乾物、ドライフルーツ。

気になるものは色々。

あれこれ試食をさせてくれたお店で、ドライマンゴーと、すっかりハマった台湾紹興酒にインして美味しかった干し梅をゲット。

知らない国の市場は、よりいっそう興味深く、面白く、見てて飽きない！！とエンジョイした賑やかな『雙連朝市』でした。