Eatalyのお気に入り☆Vol.3
☆Eataly@パリのお気に入りシリーズ☆
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/eatalyvol2-1.html )
東京から感じる、眺めるイタリアは、遠い外国で流れるニュースな出来事の温度差や時差を感じますが、パリにいると同じヨーロッパ、ユーロなのでやはりとても身近に感じられます。
日頃ちょっとだけイタリア暮らし気分(?)で通う『Eataly』(イータリー)パリ店で、今回の目的は!
夫「これこれ、これが欲しかったんだよねぇ。買って!」
K「スィ、スィ」
ケッパー(ケイパー)が欲しくて立ち寄ったのですが、普段ご近所スーパーで買えるのは、小粒で塩漬けされたもの。
それはそれで料理に使っていますが、併せて我が家に常備しているのが「ケッパーベリー」。
枝がついていて(無しもあるけど)さくらんぼのようなサイズ感。
改めて調べてみると、ケッパーとは地中海沿岸に自生するフウチョウボク科の木のことだそう。
スモークサーモンなどによく添えられるケッパーは、酢・塩漬けにされてたケッパーの「つぼみ」ですが、今回私達が求めていたケッパーベリーは、花の咲いた後の「実」の部分をオイルやビネガーに漬けたもの。
ケッパーベリーは、その実の中に小さな種があり、プチプチとした食感で、そのままオリーブのように食べても美味しく、サラダやパスタ、魚料理、お肉のトマト煮込みなどにもよく合います。
大好物の仔牛肉のツナソース料理「Vitello Tonnato」(ヴィッテロ・トンナート)もケッパー(蕾)よりケッパーベリーが乗っている方がテンションアップ!断然好き♡
グリーンはアクセントにもなり、また味として酸味好きなので我が家のキッチンでは重宝がられている食材です。
(キッチンドランカーとしては、数粒おつまみ↓)
今回は、それを使ってシチリア風のオレンジサラダを作ったのですが、そんな完成図は撮り忘れたので、、レシピ本の画像をイメージに。
ブラックオリーブと合わせて、このケッパーベリーを入れると更に美味しくなると個人的には感じてます。
K「あと今回は、あれも欲しいよね」
夫「はいはい、あれね」
普段は夫婦間でほとんど意思疎通ができてないのに、食べることになると「あれ」「それ」で通じるのが不思議。
そんなアレはコレ。
アンチョビです。
これまた手軽に買えるものは、小ぶりで塩たっぷりの塩漬けですが、このアンチョビは、塩辛いだけでなく旨味があり、そのままで酒の肴になってしまいそうな美味しさ。
少し赤みを帯びた美しいアンチョビフィレは香りも上品。
比較対象物がないのでわかりづらいですが、瓶から一尾引っ張り出すとフィレが大きくて感動的。
イタリアのスカーリア社の「スカーリアさんのアンチョビ」。
今回イータリーで買ったのは、こちらの小ぶりな瓶詰めですが、こちらもアンチョビは大きく立派で塩分冷えめ。
脇役的なアンチョビ やケッパーですが、ちょっとこだわって食べ比べてみるとその違いは大きく、最終的には料理の味わいがかなり違ってくると感じます。
という訳で、空豆とアンチョビのパスタを作りました。
空豆が主役に見えるけど、アンチョビが旨〜い☆
https://eataly.fr
*****おまけのイタリア*****
いつかのヴェネツィア。
行ったら、あったら、食べます『Granseola』(グランセオラ)=クモガニ。
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