
Fish on Friday☆
Fish on Friday☆
「金曜日は魚の日」と決めているわけではないけれど、宗教的な理由でもないけれど、肉食生活なパリにおいて週に1回ぐらいは意識的に魚!
と言うわけで、行きつけの魚屋さん『La Sablaise』(ラ・サブレーズ)&マルシェをチェック。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/rouget.html )
いつも通りまずは店先のお惣菜を物色してから店内へ。
お〜、ブルターニュのLangouste(ロングゥストゥ:伊勢海老)だって!美味しそっ。
それにしても円安ユーロ高なので円換算すると(現時点では1€=約170円)この手のお惣菜も高いわねぇと真っ先に感じる。
K「ちょっと聞いて!ロングストが80ユーロ近くしてたよ。それも半身」
夫「まぁロブスター類はもともと高価とはいえ、高いね」
電卓叩く。
K「半身で13,260円...日本なら前菜からデザートまでレストランで食べれそう」
夫「それでも君のことだから当然買ってきたんでしょ?」
K「相変わらずの皮肉どうもありがとう。買うわけねーだろ!」
さて店内のお魚はどんな感じ?
いつも通り綺麗に鮮魚色々。
美味しそうなイカ発見。
と言うわけで、この日はイカを買って軽くハーブソテーした温前菜と、
お惣菜コーナーで買ったサーモンと野菜のテリーヌの冷前菜。
メインディッシュには、マルシェで買ったCabillaud(キャビヨ:真鱈)のクリームソース。
パリ生活中によく食べる魚なCabillaud(キャビヨ)は、和名だとタラ(マダラ)になるらしいのですが、日本で食べるタラとは結構違いを感じます。
フランスでいただくものの方がコリッと硬めで筋肉質に感じ、日本のはそれよりソフト。
調べてみると、フランスの鱈は、主に大西洋の北東部に生息する大西洋タラ(Gadus morhua)を指し、一方日本では主に太平洋の北部に生息する太平洋タラ(Gadus macrocephalus)を指しているそう。
料理法もフランスでは、ロースト、煮込み以外にも特に有名なのが塩漬けした干ダラの身をオリーブ油と牛乳で練り上げたBrandarde(ブランダード)など。
日本では、鍋料理や煮物、味噌漬け焼き、天ぷらなどが美味しい。
なので簡単に「タラ」と訳されることが多けれど、別物と思って楽しんでいます。
K「いつも思うんだけどクリーム、ホワイト系のソースだとご飯が進まない。この料理にはやっぱパンにすればよかった」
夫「俺は白ご飯で全然イケるけどね♡」
クリームシチューにご飯は合う、合わないと毎度食卓で揉めます。
*****K子のつぶやき*****
美味しく豊かな日本の魚。
K「そういえばパリでブリって食べたことないかも?!」
夫「確かに。英語だとyellowtail。NYじゃわりと普通にあるけどね」
K「フランス語だとsériole (セリヨル)だって。やっぱりあまり目にしない単語。今度マルシェで探してみよう」
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