
ボリュームスリーブなHAORI☆
5月に入ったところでちょっとずつパリ支度。
パトロールエリアの春の様子を思い描きつつ、パリで着たい洋服も少し選び始めたところです。
が、
K「着るものがない…」
夫「嘘つけっ!!キミにそのセリフはあり得ない。今すぐクローゼット開けてこーい!」
K「やっぱりない」
夫「・・・。」
たぶん男性には、と言うか夫には理解できないだろうけど、物理的な洋服の有無ではなくて、今着たい!と思えるものがあるかないかが問題なのだ。
そんな中、タイミングよく先日“scrumpcious” (スクランプ シャス)のオープンデーにお邪魔することができました。
以前も書いてますが、パリで着ているとパリマダムに声をかけてもらうことが度々、の“scrumpcious” (スクランプ シャス)のワンピースは今回も持参しようと思っています☆
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-724.html )
今回購入したのは、ボリュームスリーブシリーズの「HAORI」。
インド製のコットン100%の生地で作られた羽織り。
細かいドット柄とこちらのような大きめのティアドロップ柄の2種類があり、それぞれ試着した結果、ティアドロップ柄をチョイス。
とても肌触りの良い生地で透け感がとても上品です。
そして説明を聞いて驚きました。
この生地はインドの手仕事によるものだそうですが、一度織った生地の糸を1本ずつハサミで切ってティアドロップ型を作っているのだそう…!
簡単に機械でガンガン織ったものではなく、根気と器用な技で作られる光景を想像するだけで不器用&根気ゼロな私には目眩がしそうになりました、はい。
そんな手仕事の生地に「スクランプシャス」の丁寧な仕事でできあった、ほんのり生成り色の羽織り。
ワンピースやキャミソールの上から、カジュアルにTシャツ&デニムにオン。
前をブローチで留めてカシュクールのようにして着てもOKと言うことでコーディネートは色々できそうだし、寒がりな私には冷房のきつい部屋では真夏でも羽織りものが欠かせないので、この先活躍間違いなし♬
まずはマキシ丈のワンピースに羽織った楽ちんスタイル。
この夏はジェーン・バーキン、今風ならジェンヌ・ダマス(!)のコーデを参考にフレアーデニムなどヴィンテージライクなフェミニンな着こなしを楽しみたいと思っています。
このボリュームスリーブ感がツボ♡
そういえば先日、洋裁が趣味の友人に「スクランプシャス」のボリュームスリーブワンピースを見せたところ感心しきりでした。
縫製がとにかく丁寧で凝っていて細部が細かい!こんなところにタッグが入ってる〜♡ で、ここには飾り糸も! こんな大変な袖付けはあり得な〜い!
と、自分で洋服が作れる人にとっては驚きと感激の連続だったようで、あとは何やら専門用語を連発してしきりに頷いていました。
ボタン付けさえままならない私にはこれまでその凄さや大変さをきちんと理解できていなかったことは申し訳なく感じつつ、専門的な理解は無理としても改めてこれからも大切に着ていこうと思った「スクランプシャス」のお洋服です。
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