
Heavy snow☆Vol.2
<スキーバカンスブログ@オーストリア>
私達が現地入りしてから雪がたくさん降っています。
毎日ホテルスタッフが駐車場の雪かきをしても一晩でこの通り。
日本のニュースを見ていると、日本も寒波で寒く大雪で大変らしいと知り、実家に連絡をすると「すごいことになってるよ...。ホワイトアウトで車の運転がめちゃくちゃ怖い!」と。
スキー場は雪が多い方がいいけれど、実家を思うと雪はもう降らないでほしい、雪による事故などが無いことを祈ります。
さて、大雪の中でのスキー合宿は、連日フレッシュスノーだらけ。
なので雪質は抜群に良いのだけれど、晴天、青空が続かない。
すぐに雪雲がやってきて、雪が降らなくてもその雲は厚く暗いのでとても視界が悪いのです。
そんな難しいコンディションの中で新しいコーチのアンディがスゴイんです!!
何がスゴイって、こうしたリフト乗車中やトイレ休憩のたびに頻繁に天気をチェックし、ピンポイントで晴れる場所、陽がさすポイントを見つけ、何分後にどこへ行けば晴れ間で滑れるかをサーチ。
それが驚くことにドンピシャのタイミングなのだ。
もう私達のスキーレベルを完全に把握しているので、目的地に着くまでの時間を逆算し、それに合わせて行く場所をどんどん決めて滑りながら村々を移動。
ゴンドラの中から、
A「さぁ、そろそろ向こうから太陽が出てきる頃だ」
K「本当に?」
K「ワッ!本当だ。太陽出てきた〜」
夫「すごいね、アンディの予報は!」
遠くを見るとほとんどが曇り空。
でも今ここだけが青空!
そんなピンポイントな場所に連れてきてくれるアンディ。
A「雲が広がってきた。暗くなる前に〇〇村の麓まで滑るよー」
K「コピー!!」
圧雪されていないオフピストは、膝下がすっぽり潜る深さ。
K「綺麗だけど、だんだん曇ってきた」
A「もう少ししたら、下に降りたら雪が降りだすよ」
K「え〜?!」
山の天気は変わりやすく、スキー場では天気情報がとても重要。
かなり正確で詳細にわかる天気予報アプリがあるそうですが、アンディの凄いところは、そのアプリを見ながら私達をうまく先導するところ。
私達のスキースピードが遅過ぎたり、早過ぎたら逃してしまう晴れ間をちゃんと計算してガイドできるところは、さすがプロ☆
アンディは、現時点で1年先の予定も埋まるほどの人気ガイドなのですが、今回たまたま私達が一緒に滑れることになったのは、顧客のドタキャンがあったから。
私達の長年ガイドでコーチのヘリーが来れなくなったタイミングと一致というご縁。
こうしてアンディに楽しく連れ回してもらった後は毎日腹ペコでランチ。
日増しに増えていくサラダバーで食べる量。
最初は小さいお皿を使っていたのに大皿に。
この日のメインに夫がチョイスしたのは、鹿肉バーガー。
K「一昨日のビーフのチーズバーガーと比べてどう?」
夫「どっちもお肉、パテが良くも悪くも脂身なしの赤身、パサパサ。帰国したら和牛シャトーブリアンを食べると決めた!」
K「そんなことより明日の天気は?明日も雪?」
夫「曇り」
難しいコンディションの中、アンディのお陰で滑れています。
******プチッとパリ******
看板犬。
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